2023.04.20.公開 (2023.07.02.更新)
iPhone8はいつまで使える?|サポートや保障についても解説します
「iPhone8はいつまで使える?」という疑問におこたえします。
※ なお、iPhone8の購入を検討されている方は「今からiPhone8を買うのはアリ?」をご覧ください。
iPhone8はいつまで使える?→安全に使えるのは2023年秋まで
2017年9月22日に発売されたiPhone8は、いつまで使えるのでしょうか?
結論からお伝えすると、iPhone8は2023年秋のiOSアップデートに対象外となったため、iPhone8が安全に使えるのは2023年秋までとなりました。
※ iOSアップデートができなくても続けて使用することはできますが、iOSアップデートができなくなることによってセキュリティ面などのリスクが高まるため注意が必要です。(参考:「古いiPhoneを使い続けても大丈夫?リスクや活用法(使い道)も解説」)
今(2023年)からiPhone8を買うのは「アリ」?
iPhone8は背面までガラスで覆われたボディと普段使いには十分なカメラ性能、ワイヤレス充電に対応しているなど「最高傑作のiPhone」ともいわれていたモデルです。
そのため、スペック的には今(2023年)でも使えるレベルではありますが、前述のとおりiPhone8は2023年秋のiOSアップデートに対象外となったため、その後はiOSをアップデートすることはできません。
もちろん、iOSアップデートができなくとも通話やLINE、SNSなどの利用は可能ですが、iOSアップデートできないiPhoneにはセキュリティ面のリスクが高くなることも事実です。(参考:「古いiPhoneを使い続けても大丈夫?リスクや活用法(使い道)も解説」)
また、動画、映画、電子書籍、雑誌、ゲームなどをメインに使いたい方にとっても画面サイズや処理速度に満足できない可能性があります。
>>参考:【機種変更】おすすめの機種は?
【状態面】iPhone8はいつまで使える?
iPhone8は2023年秋までは安全に使えるとお伝えしましたが、これは正常な状態のiPhone8を前提としています。
一方で、次のような症状が出ているiPhone8は2023年秋頃に機種変更を検討した方が良いでしょう。
▼ 機種変更した方が良いiPhone8の症状
- アプリの起動や動作、切り替えが遅い
- ページのスクロールがカクカクする
- 2〜3時間ほどでバッテリーが切れる
- 画面がバキバキに割れている
- 急に電源が落ちることがある
- 頻繁に再起動になる
上記のような症状が出るiPhone8はやはり「快適」とはいえず、スマホを使う時間が長い人ほど日々のストレスも大きくなるといえます。
そのため「iPhone8から機種変更|おすすめの機種は?」などをもとに、サクサク快適に動くiPhoneへと買い替えを検討しましょう。
関連:「iPhone SE(第3世代)のメリットとデメリット|人気の理由を解説」
関連:「【必読】iPhoneを高く売る方法|買取価格を上げる5つのコツも解説」
【性能面】iPhone8はいつまで使える?
iPhone8はA11 Bionicチップ、画面は4.7インチ、カメラは1,200万画素の広角レンズを搭載したモデルです。
2017年に発売されているため最新のiPhoneのようなスペックはなくとも、普段使いとしてはまったく問題はありません。
そのため、下記の「快適に使える使用用途」をメインとする方は引き続き快適に利用できますが、「苦手とする使用用途」が多い方は買い替えをおすすめします。
▼ 快適に使える使用用途
- 電話
- メール
- SNS閲覧
- チャットアプリ(LINEなど)
▼ 苦手とする使用用途
- 動画編集
- 動画、映画を観る
- 電子書籍、雑誌を読む
- 高画質のゲーム(3Dなど)
苦手とする使用方法では、画面の大きさや処理性能の不足によって快適に使えない場合がある内容です。
動画や映画、電子書籍、雑誌は画面が大きければ大きいほど快適に使えるため、iPhone8には不向きです。
また、3Dなどの高画質なゲームや動画編集は、iPhoneの処理性能に大きな負担をかけるため、iPhone8ではカクカクすることがあります。
反対に電話やメール、LINEやSNSなどはiPhone8でも快適に使えるため、使い心地は変わりません。
iPhone8の使用目的がこれらに限定している方は、iPhone8を2023年秋まで問題なく使えるでしょう。
【サポート面】iPhone8はいつまで使える?
iPhoneを快適に使うためには、次のようなサポートを受ける必要があります。
▼ iPhoneを使い続けるために必要なサポート
- iOSアップデート
- Apple Storeのサポート
- 正規プロバイダの修理サポート
Apple Storeや正規プロバイダ(Appleが認可している修理店のこと。純正の部品を使って修理でき、Apple Store同等のサポートを受けられる)のサポートが受けられなければ、故障時に対応をしてもらえないことがあります。
(これらのサポートが終了した場合は、非正規修理店に修理を依頼することになります。)
また、Appleは「ビンテージ製品(年代物)」「オブソリート商品(廃止品)」という分類を設けてサポート期間を区切っています。
▼ ビンテージ製品
- 販売中止から5年以上7年未満の製品
- Apple Store、正規プロバイダの修理サービスの対象外
▼ オブソリート製品
- 販売中止から7年以上経過した製品
- 上記に加え、システムアップデート、セキュリティアップデートの対象外に
iOSアップデートにおいては2023年秋のアップデートに対象外となりましたが、2025年4月まではApple Store、正規プロバイダのサービスを受けることができます。(iPhone8は2020年4月15日にAppleでの販売が中止しているため)
加えて、2027年4月以降にシステムアップデート、セキュリティアップデートの対象から外れます。
なお、iOSアップデート非対応モデルとなる2023年秋以降の使用については「古いiPhoneを使い続けても大丈夫?リスクや活用法(使い道)も解説」をご参照ください。
iPhone8から機種変更|おすすめの機種は?
iPhone8から機種変更したい方におすすめの機種をご紹介します。
iPhone8にはホームボタン+Touch IDが搭載されており、マスクやサングラスなどをつけた状態でも問題なくスムーズに指紋認証できます。
また、今回ご紹介する機種は、iPhone8のイチオシ機能でもある「ポートレードモード(背景をぼかして被写体をより引き立てる撮影方法。まるでプロが撮影したような写真が撮れる)」も引き続き使用できる機種ばかりです。
せっかくなので最新が良い方 | iPhone14 |
節約しつつ機種変更したい方 | iPhone SE(第3世代) |
節約しつつ、大画面が良い方 | iPhone12 |
それぞれ解説します。
思い切って最新モデルに!|iPhone14
「せっかくなら最新のiPhoneを使いたい!」という方は、最新のiPhone14がおすすめです。
▼ iPhone14のスペック
カラー | (PRODUCT)RED スターライト ミッドナイト ブルー パープル |
本体サイズ | 146.7 × 71.5 × 7.80mm |
重量 | 172g |
画面サイズ | 6.1インチ |
ディスプレイ | 有機EL |
CPU | A15 Bionic (5コアGPU) |
メモリ (RAM) |
6GB |
リフレッシュレート | 60Hz |
ストレージ | 128GB 256GB 512GB |
アウトカメラ | デュアルカメラ 広角:1200万画素/F値1.5 超広角:1200万画素/F値2.4 |
インカメラ | 1200万画素 オートフォーカス対応 |
ビデオ再生 | 最大20時間 |
オーディオ再生 | 最大80時間 |
生体認証 | Face ID |
なお、iPhone14シリーズの主な違いは次のとおりです。
- iPhone 14:基本となるモデル
- iPhone 14 Plus:14とスペックは同じ+画面が大きい
- iPhone 14 Pro:上位モデル
- iPhone 14 Pro Max:上位モデルかつ大型
くわしくは「【どれがおすすめ?】iPhone14シリーズの違い|iPhone13シリーズとの違いも解説」をご覧ください。
関連:「【解決】iPhone14を選ぶ6つのメリット|3つのデメリットも紹介」
関連:「【どっちがおすすめ?】iPhone14とiPhone14 Plusの違い|スペックを比較」
コスパ最高◎!|iPhone SE(第3世代)
2022年に発売されたiPhone SE(第3世代)は、ホームボタンがついたiPhone8以前のデザインで指紋認証が使えるモデルです。
▼ iPhone SE(第3世代)のスペック
本体価格 (Apple価格) |
62,800円(64GB) 69,800円(128GB) 84,800円(256GB) |
ディスプレイ | 4.7インチ |
本体サイズ | 67.3 × 138.4 × 7.3 mm |
重量 | 144g |
プロセッサ | A15 Bionic |
カメラ | 1200万画素 |
フロントカメラ | 700万画素 |
ビデオ再生時間 | 最大15時間 |
ビデオ再生時間 (ストリーミング) |
最大10時間 |
オーディオ再生 | 最大50時間 |
生体認証 | 指紋認証 (Touch ID) |
耐久性能 | IP67等級 |
iPhone14よりスペックは劣るものの、iPhone13と同じチップが搭載されており、処理スピード(性能)はサクサクです。
しかも、2022年に発売されたばかりの新しい型でありつつ、価格は7万円以下から購入できるお手頃モデルです。
関連:「【徹底比較】iPhone SE3とiPhone13のスペックの違い|どっちがおすすめ?」
コスパ良し+大画面!|iPhone12
iPhone12は現在(2023年)でもApple公式で発売されているモデルです。
▼ iPhone12のスペック
カラー | ブルー グリーン ブラック ホワイト レッド |
ディスプレイ | 6.1インチ |
サイズ | 146.7 × 71.5 × 7.4 mm |
重量 | 162 g |
チップ | A14 Bionic |
カメラ | 1,200万画素 |
ストレージ | 64GB 128GB 256GB |
防水・防塵機能 | ○ |
iPhone SE(第3世代)に次いで安く買えるモデルで、10万円以下から購入できます。
iPhone12はホームボタンがないフルディスプレイで、型落ちながらも動画やゲーム、電子書籍や雑誌を見る機会が多い方にもまだまだ重宝します。
ただし、現在キャリア(docomo、au、ソフトバンクなど)ではほとんど取り扱いがなく、Apple公式か男前ケータイなどの中古スマホ販売店から購入する必要があります。
まとめ:「iPhone8はいつまで使える?」→2023年秋のiOSアップデートまで
今回は「iPhone8はいつまで使えるか」についてご紹介しました。
iPhone8は2023年秋のiOSに対象外となったため、その後はセキュリティ面などのリスクが高まる可能性があります。
そのため、買い替えを検討される際は「iPhone14」「iPhone SE(第3世代)」「iPhone12」がおすすめです。
iPhone8を高く売却するなら「男前ケータイ」におまかせ下さい
iPhone8から機種変更を検討されている方は、どこよりも高い買取を目指している「男前ケータイ」におまかせください。
本体や画面のキズや割れ、その他の不具合があるiPhone8でも多数買取を行っていますので「売れないかもしれない‥‥」と思われる場合でも、ぜひお気軽にご相談ください。
なお、男前ケータイでは端末内にわずかに残る各種情報なども徹底的に消去し、多くのお客様に安心してご利用いただいております。
宅配買取サービスのご利用が初めての方はもちろん、ご不明な点等ございましたらぜひお気軽にご相談くださいませ。
本記事が少しでもヒントになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。