2023.08.19.公開 (2023.09.01.更新)
【iPhone】バッテリーの状態(最大容量)が80%前後は、電池交換が必要?
「iPhoneのバッテリーの状態(最大容量)が80%前後」または「バッテリーの最大容量が80%を下回っている」という状態について解決します。
【iPhone】バッテリーの状態(最大容量)を確認する方法
iPhoneのバッテリーの状態(最大容量)は、次の方法で確認できます。(※iPhone6より前のモデルは非対応です。)
※「最大容量」とは… 最大で何%まで充電できるかを示したもの。(新品のiPhoneは100%まで充電できるが、iPhoneを使っていくうちにバッテリーが劣化し、最大で充電できる容量は減少していく。)
▼ iPhoneの最大容量の確認方法
- 「設定」をタップ
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーの状態」をタップ
- 「最大容量」を確認する
iPhoneのバッテリーの寿命はおよそ2年
iPhoneのバッテリーの寿命は、約2年といわれています。
iPhone全シリーズに搭載している「リチウムイオン電池(バッテリー)」は、充電することで繰り返し使える優れものです。
しかし、充電と放電を繰り返すことで徐々に劣化し、バッテリー本来の性能を発揮できなくなります。
そのため、通常使用して約2年でバッテリーの「最大容量(最大で何%まで充電できるかを示したもの。新品のiPhoneだと「100%」だが、使っていくうちにバッテリーが劣化し、最大で充電できる容量が減少していく)」が80%前後になることが多くなります。
バッテリーの最大容量が80%を下回ると充電の減りが早く感じるようになり、意図しないシャットダウンなどが起こることがあります。
関連:「iPhoneの寿命が近づいているサイン|バッテリーの劣化をおさえる方法も解説」
【iPhone】バッテリーの状態(最大容量)別の交換目安
ここからは、iPhoneのバッテリーの状態(最大容量)別の交換の目安をご紹介します。
最大容量:90%前後
iPhoneのバッテリーの最大容量が90%前後の場合は「まだまだ使用できるが、バッテリーの減りが早くなってきたと感じる時期」です。
必ずしもバッテリー交換をする必要はありませんが、バッテリーの劣化を早める行為(「充電しながらスマホを使うとどうなる?」)には注意が必要です。
おすすめ:「【解決】スマホの充電はいつするのがベストか?頻度と注意点を解説」
最大容量:80〜85%前後
iPhoneのバッテリーの最大容量が80〜85%前後の場合は、バッテリー交換を検討する時期に入っています。
充電の減りが早く感じるため、バッテリー交換を行うユーザーが一番多い時期でもあります。
>>※ 最大容量「80〜85%」のiPhoneは高く売却できる可能性があります!
関連:「【Android/iPhone】スマホの売り方3ステップ|買取までの手順を解説します」
最大容量:80%以下
iPhoneのバッテリーの最大容量が80%前後の場合は「バッテリー交換が必要な時期(もしくは機種変更を検討する時期)」です。
バッテリーの最大容量が80%を下回ってくると、次のような症状がみられるようになります。
- アプリ使用中にアプリが落ちる
- iPhoneが勝手に再起動する
- 端末レスポンスの低下
- 起動不良になる
バッテリーが激しく劣化したまま使い続けると最悪のケースでは起動できなくなる場合もあるため、注意が必要です。
大切なデータを失わないためにも、はやめの電池交換もしくは機種変更をおすすめします。
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関連:「古いiPhoneを使い続けても大丈夫?リスクや活用法(使い道)も解説」
関連:「【iPhone】アプリが頻繁に落ちるときの対処法|自分でできる解決策を紹介します」
バッテリーの状態:「サービス」と表示されている
バッテリーの状態が「サービス」と表示されている場合は、iPhoneが正常な動作を行えない可能性があり、新しいバッテリーと交換するよう警告が出ている状態です。
この場合は早急に対処する必要があるため、Apple社や契約キャリアに相談もしくは最寄りのスマホ修理店に修理依頼、またはこのような状態でも査定可能な「男前ケータイ(宅配買取)」に相談してみましょう。
バッテリーの最大容量が少ない状態で使い続けるリスク
バッテリーの最大容量が少ない状態(80%以下)のiPhoneを使い続けると、次のようなことが起こる可能性があります。
- 突然シャットダウンする
- アプリ起動時に発熱する
- バッテリーが1日持たない
- バッテリーの減りが早くなる
- バッテリーが膨らんで変形する
- アプリや本体が起動しなくなる
- バッテリーが発火して火傷や火事につながる
「つい1時間前まではバッテリー残量が80%あったが、もう50%まで減っている…」「モバイルバッテリー無しでは出かけられない」などの状況になっている場合は、必要なときにiPhoneを使えない状況が増えて「不便さ」を感じることでしょう。
また、就寝時に劣化したバッテリーを充電し、火事が起こって大惨事を引き起こしてしまったというケースもあります。
バッテリーが寿命を迎えることは避けられないため(バッテリーが)1日持たなくなって来た場合は、iPhoneの電池交換または機種変更を検討しましょう。
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関連:「iPhoneがすぐに熱くなる原因と対処法|使い続けるリスクも解説します」
iPhoneのバッテリーの寿命を長持ちさせるコツ
最後に、iPhoneのバッテリーの寿命を長持ちさせるコツをご紹介します。
関連:「【解決】スマホの充電はいつするのがベストか?頻度と注意点を解説」
コツ① 充電しながら使用しない
1つ目のコツは「iPhoneを充電しながら使わない」です。
iPhoneを充電しながら使用する行為は「充電」と「放電」を同時に行なっている状態です。
そのためバッテリーに大きな負荷が掛かり、寿命を早めてしまうため充電中はスマホ操作をしないようにしましょう。
関連:「充電しながらスマホを使うとどうなる?|バッテリー寿命の確認方法も紹介します」
コツ② 極度に熱いまたは寒い場所で使わない
2つ目のコツは「極度に熱いまたは寒い場所で使用しない」です。
iPhoneは「0〜35℃」の環境で使用することを前提につくられています。(もっとも最適な温度は16〜22℃とされています。)
そのため、夏場の車内や直射日光が当たる場所、または0℃を下回るような寒い場所に放置してしまうとバッテリーや端末自体に大きな負荷が掛かってしまいます。
また、熱くなったiPhoneを冷蔵庫や冷凍庫、または保冷剤などを使って急激に冷ますと内部が結露し、水分が溜まって基盤がショートする危険性があります。
コツ③ 過充電を避ける
3つ目のコツは「過充電(バッテリーが100%になっても充電を続ける行為)を避ける」です。
「充電100%で朝を迎えたい」という気持ちから充電ケーブルを挿したまま就寝する…というユーザーは多いですが、実は過充電はバッテリーに負荷を掛け続けているような状態です。
そのため、電池残量が100%になる前(電池残量80〜99%の状態)に充電ケーブルを抜くか、朝起きてすぐに急速充電ケーブルを使って充電する方法もおすすめです。
関連:「【解決】スマホの充電はいつするのがベストか?頻度と注意点を解説」
バッテリー交換と機種変更で迷う場合は
iPhoneのバッテリーの状態(最大容量)からバッテリー交換と機種変更で迷われる場合は「購入から3年ほど経過しているかどうか」を目安にしてみましょう。
iPhoneの寿命はおよそ3年といわれており、3年以上使用しているiPhoneは寿命を迎えている可能性が高くなります。
バッテリー交換(費用の相場:15,000円前後)を行う方がコストを抑えられそうですが、バッテリー交換を行ってもiPhoneの動作スピードが改善されたり、ストレージ容量が増加する…ということはありません。
また、iPhoneは発売から年月が経つにつれて下取り価格(買取価格)は下がっていくため、バッテリー交換の時期を迎えた今こそ高く売却して機種交換費用にあてる方法がおすすめです。
少しでも高い買い取りを目指して「【必読】iPhoneを高く売る方法|買取価格を上げる5つのコツも解説」をもとに、iPhoneを買取査定に出してみましょう。
関連:「iPhoneの寿命が近づいているサイン|バッテリーの劣化をおさえる方法も解説」
関連:「iPhoneXはいつまで使える?|サポート終了の予想は202●年?」
本記事が少しでもヒントになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。