2023.01.24.公開 (2023.02.06.更新)
スマートフォンとは?|メリット・デメリット&ガラケーとの違いを解説
「スマートフォンとは、何?」「どんなことができるの?」このような疑問におこたえします。
スマートフォンとは?
スマートフォンとは「賢い(スマート)」と「電話(フォン)」という2つの言葉からできている「通話機能がプラスされたパソコン」のような機器です。
パソコンに近い性質を持ち、インターネットとの親和性が高い多機能携帯電話のことで、略して「スマホ」「スマフォ」とも呼ばれます。
スマートフォンのメリットとデメリット|ガラケーとの違いも解説
スマートフォンには、次のようなメリットがあります。
▼ スマートフォンのメリット
- iOSやAndroidなどのオペレーティングシステム(OS)を搭載している
- アプリ(ソフトウェア)を追加することで自分好みにカスタマイズできる
- 大きな画面でインターネット(Webサイト)や動画を快適に閲覧できる
- タッチパネルを使って画面の拡大・スクロールなどの直感的な操作ができる
一方で、スマートフォンのデメリットは次のとおりです。
▼ スマートフォンのデメリット
- 端末価格が高い
- 個人情報の流出やウィルスに感染する可能性がある
ガラケー(従来の携帯電話)との違いも交えて、順に解説します。
メリット① iOSやAndroidなどのOSを搭載している
スマートフォンは「何でもできる」とまではいえませんが、パソコンで使用する多くの機能が使えます。(下記参照)
- 電子メールの送受信
- 文書の作成・閲覧
- 写真・動画の撮影・閲覧・再生
- 音楽の作成・閲覧・再生
- カレンダー機能
- 住所録
- 計算機など
上記の機能が使えるのは「iOS」や「Android」といったオペレーションシステム(モバイルOS)を搭載しているためです。
※「iOS」「Android」とは、パソコンでいうところの「MacOS」「Windows」と同様のもので、(他にもたくさんのモバイルOSがありますが)現代ではiOSとAndroidが圧倒的なシェア率を誇っています。
▼ iOSの特徴
「iOS」とは、Appleが開発する端末「iPhone」などに搭載されているオペレーションシステム(OS)です。
操作性がシンプルで分かりやすく直感的に操作できるため、老若男女問わず人気があります。
また、AppleはMac BookやApple Watchなどの機器も開発しているため、スマートフォン端末と連携させることによってさらに便利に使うことができます。
▼ Androidの特徴
「Android」とは、Googleが提供する「Android OS」を搭載しているスマートフォンです。
さまざまなメーカーがAndroid OSを搭載したスマートフォンを開発しており、有名なものではSamsungが「Galaxy」を、SONYが「Xperia」を開発しています。
AndroidはiPhoneに比べて “やや操作が覚えづらい” といった評価がありますが、カスタマイズの自由度が高く、利便性を高めやすいというメリットもあります。
端末価格や機能性などもさまざまなので、自分の好みや予算に合った端末を選ぶことができます。
メリット② アプリを追加して自分好みにカスタマイズできる
スマートフォンでは、インターネットを通じて下記のような「アプリ(ソフトウェア・アプリケーション)」をダウンロードし、好みの機能を自由に追加できます。
▼ アプリケーションの例
- ゲームアプリ
- 音楽を聴くアプリ
- 映画や動画を見るアプリ
- 写真・動画をキレイに撮影するアプリ
- お店のポイントやクーポンを管理するアプリなど
メリット③ 大画面でインターネット(Webサイト)や動画を快適に閲覧できる
スマートフォンは画面が大きいものが多いため、インターネット(Webサイト)や動画を快適に閲覧できます。
一度に表示される文字数はガラケー(従来の携帯電話)よりも多いため、スクロール(画面を下にずらす操作)回数が少なくなります。
また、YouTubeなどの動画を視聴する際はなどの動画は専用アプリを使うことで、より快適に視聴できます。
メリット④ 画面の拡大・スクロールなどの直感的操作ができる
スマートフォンでは、画面をタッチすることでカンタンに拡大・スクロールなどができます。
また、高画質で写真や動画を撮影できる点も、スマートフォンの大きなメリットといえます。
デメリット① 端末価格が高い
スマートフォンは、大手携帯電話会社(ドコモ・au・ソフトバンク)では端末価格5〜24万円ほどで販売されており、ガラケー(従来の携帯電話)よりもかなり高額です。
しかし、格安スマホ(大手携帯電話会社の通信サービスで利用されるスマホよりも端末代金・通信料金が大幅に安い)や中古スマホ販売店などから購入することにより、端末購入費用を大幅に抑えることができます。
デメリット② 個人情報流出やウィルス感染の可能性あり
ガラケー(従来の携帯電話)よりもデザイン性・機能性が大きく進化して急速に普及しているスマートフォンですが、アプリケーションのダウンロードなどによってウイルスに感染する危険性もあります。
携帯電話にはアドレス帳やメールの内容など、さまざまな個人情報やプライバシー情報が保存されています。
さらに、スマートフォンでは仕事上のデータや位置情報などが蓄積されているため、情報漏洩(ろうえい)を引き起こす「ウイルス」などに感染しないよう注意することが大切です。
スマートフォンにダウンロードするアプリケーションは、より便利に利用できるよう利用者側の個人情報や位置情報を使うものもあります。
このようなアプリケーションは、事前に利用者自身が「利用範囲の承認」を行うようになっていますが、便利なサービスを利用できる代わりに、個人情報漏洩などにつながる危険性が高くなるということを知っておかなければなりません。
また、スマートフォンは携帯電話会社のネットワーク以外に、無線LANを使ってインターネットに接続することができます。
適切な設定をしないまま無線LANを使用すると、通信を傍受されるなどの危険性があるため、情報セキュリティ対策をしっかり取ることが大切です。
まとめ:スマートフォンとはパソコンに近い性能を持つ携帯電話
今回は「スマートフォンとは何か?」について解説しました。
内容を再掲すると、次のとおりです。
▼ スマートフォンとは?
- 通話機能がプラスされたパソコンのような機器
- パソコンに近い性質を持ち、インターネットとの親和性が高い
▼ スマートフォンのメリット
- iOSやAndroidなどのオペレーティングシステム(OS)を搭載している
- アプリ(ソフトウェア)を追加することで自分好みにカスタマイズできる
- 大きな画面でインターネット(Webサイト)や動画を快適に閲覧できる
- タッチパネルを使って画面の拡大・スクロールなどの直感的な操作ができる
▼ スマートフォンのデメリット
- 端末価格が高い
- 個人情報の流出やウィルスに感染する可能性がある
スマートフォンとは、個人情報の流出、ウィルス感染などに気をつけて正しく使用することで大変便利に使える機器です。
格安スマホや中古スマホなら端末価格を抑えられる!
「格安スマホ」とは、大手携帯電話会社(ドコモ・au・ソフトバンクなど)の通信サービスで利用されるスマートフォンよりも端末代金や通信料金が大幅に安いスマートフォンのことです。
※対応する通信サービスや料金プランのことも総じて「格安スマホ」と呼ぶこともあります。
大手携帯電話会社では端末価格は5万円以上、月額利用料金は5,000~1万円ほどかかることが多いですが、格安スマホは端末代金の分割払いと通信料金と合わせても月額3,000~4,000円程度のものが多いです。
一方で、格安である代わりに機能や性能に制約があったり、ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手通信サービスに比べて高速で通信できる通信量の上限が少ないなどの制限があります。
関連:「【必見】格安SIMに乗り換える際の8つの注意点|メリットも解説します」
また、中古スマホとはその名の通り「中古のスマートフォン」を指します。
「中古品」なので基本的には “一度、人の手に渡った端末” になりますが、安い価格で購入できる、大手通信サービスで販売終了したものが購入できる、まれに新品・未使用品が入手できるなどのメリットがあります。
「少しでも安く購入したい」「新品でなくても構わない」という方は、下記の記事から中古スマホの情報をチェックしてみましょう。
>>「【中古スマホはどこで買う?】おすすめの販売店や選び方をご紹介します」
本記事の内容が少しでもヒントになれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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