「スマホの捨て方が知りたい。」このようなご要望におこたえします。

 

スマホは「初期化したから…」といって、燃えないゴミとして捨てるのはNGです。（データを復元されてしまう可能性があります。）

 

また、水没したり故障して動かなくなったスマホも、基盤が残っていれば（第三者によって）データを取り出すことができるためとても危険です。

 

そこで本記事では、個人情報などの大切なデータを完全に消去して捨てる方法をご紹介します。

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

スマホ（iPhone／Android）・携帯電話の捨て方

 

はじめに、スマホの捨て方を5つご紹介します。

 

1. 回収ボックスに捨てる
2. 不燃ゴミとして捨てる
3. キャリアショップに引き取ってもらう
4. フリマアプリで売る
5. スマホ買取店を利用する

 

それぞれの捨て方を確認し、一番良い方法を選びましょう。

 

 

捨て方① 回収ボックスに捨てる

1つ目の捨て方は、回収ボックスに捨てる方法です。

 

日本では「小型家電リサイクル法」が定められており、小型家電から資源を回収しています。

 

※スマホ（iPhone／Android）や携帯電話などの小型家電には、貴重な金属である「レアメタル」が含まれているため、回収して再利用しています。

 

自治体の中には「回収ボックス」を設けて無料で回収していますので、自治体のHPを確認してみましょう。

 

 

捨て方② 不燃ゴミとして捨てる

2つ目の捨て方は、不燃ゴミとして捨てる方法です。

 

自治体によっては、iPhoneやAndroidなどのスマホ・携帯電話などを「不燃ゴミ」として捨てられる場合があります。

 

その際は、自治体のホームページを確認しルールに沿って捨てることはもちろん、データを復元されないよう完全にスマホを初期化するか物理的に破壊して捨てるようにしましょう。

 

関連：「不要になったスマホの処分方法とリスク｜放置するにもリスクあり」

 

 

捨て方③ キャリアショップに引き取ってもらう

3つ目の捨て方は、キャリアショップに引き取ってもらう方法です。

 

ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアショップでは、iPhoneやAndroidなどのスマホや携帯電話の回収・リサイクルを促進しています。

 

故障して起動できないスマホや、下取り対象外になっている古いスマホでも無料で引き取ってくれます。

 

※どのブランド、メーカーでも（他社で購入したスマホでも）基本的には本体と電池パックが分離できるスマホは引き取ってくれます。

 

また、キャリアによっては電池パックや充電器などの付属品も処分してくれるところもあるため、事前に確認してみましょう。

 

捨て方④ フリマアプリで売る

4つ目の捨て方は、フリマアプリで売る方法です。

 

iPhoneやAndroidなどのスマホは、メルカリなどのフリマアプリで出品することができます。

 

機種によっては画面が割れているスマホや起動しないスマホでも買い手がつきますが、個人情報の漏洩やトラブルなどに気をつける必要があります。

 

関連：「iPhoneをメルカリで売る時の注意点＋コツ｜個人情報についても解説」

 

 

捨て方⑤ スマホ買取店を利用する

5つ目の捨て方は、スマホ買取店を利用する方法です。

 

iPhoneやAndroidなどのスマホや携帯は、スマホ買取業者なら買取価格がつくことがあるため、一度査定に出してみましょう。

 

新しいモデルであれば高値で買取してもらえますが、古いスマホ、壊れているスマホでも買い取ってもらえることがあります。

 

また、スマホ買取店は 個人情報の管理に非常に気を配っているため、専門ツールを使ってスマホのデータを完全に消去してくれる企業が多いです。

 

特にiPhoneは買取価格がつきやすく、新しい機種になればなるほど高く買取してもらえる可能性があります。

 

無料で査定を行ってくれる買取店は多いため、事前にどのくらいの金額がつくか調べてみましょう。

 

＞＞【自宅から簡単！】スマホの宅配買取サービスを詳しく見る

 

 

スマホ（iPhone／Android）・携帯電話を捨てる前の注意点

 

続いて、スマホ（iPhone／Android）や携帯電話を捨てる前の注意点をご紹介します。

 

 

① 不燃ゴミとして処分できるかは自治体によって異なる

スマホ（iPhone／Android）などのスマホや携帯電話を「不燃ゴミ」として捨てられるかどうかは、自治体によって異なります。

 

自治体によってはスマホや携帯電話を「資源」として再利用することを促進しているため、不燃ゴミとして扱わない場合があります。

 

事前に自治体に問い合わせるか、ホームページなどを確認しましょう。

 

② 分割払い中のスマホは出品・買取に出せない

分割払いで購入したスマホ（iPhone／Android）をフリマアプリや査定に出す場合、必ず残債をすべて払い終えてから出品（査定）に出しましょう。

 

残債が残ったままのスマホを売却し、その後支払いを滞ってしまった場合は「赤ロム（キャリアによって遠隔ロックされ、通信規制されてしまう状態）」になります。

 

その結果、フリマアプリの購入者とトラブルに発展したり、スマホ買取店から損害賠償を請求されてしまうケースもあります。

 

スマホを出品（査定）に出す場合は、必ず残債をゼロにしてから売却するようにしましょう。

 

 

③ データのバックアップを取っておく

スマホを捨てる前に、必ずデータのバックアップを取っておきましょう。

 

まれに、スマホを捨てた後にデータのバックアップを取っていないことに気が付き、大変なことになるケースがあります。

 

完全に消去したデータは二度と取り戻せないため、大切なデータは必ずバックアップを取るようにしましょう。

 

＞＞【iPhone】バックアップの取り方

 

＞＞【Android】バックアップの取り方

 

 

④ 正しい方法で初期化し、完全にデータを消去する

スマホには、個人情報や金融情報など、たくさんの情報が保存されています。

 

このような情報は完全に消去して捨てる必要がありますが、正しい方法で初期化しなければデータを復元されて犯罪などに利用されるケースがあります。

 

いかなる捨て方でも、必ず下記の方法で完全にデータを消去しましょう。

 

※自治体のルールに沿って不燃ゴミとして捨てる場合（物理的に破壊する場合）でも、下記にそって初期化してから捨てるようにしましょう。

 

▼ iPhoneの初期化方法

1. 「設定」をタップ
2. 「一般」をタップ
3. 「リセット」をタップ
4. 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
5. パスコード入力画面にパスワードを入力する
6. Apple IDのパスワードを入力する
7. 「消去」をタップして初期化 完了

 

▼ Androidの初期化方法

1. 「設定」アプリを起動
2. 「システム」をタップ
3. 「リセット」をタップ
4. 「データの初期化」をタップ
5. 「スマートフォンをリセット」または「タブレットをリセット」をタップ
6. 内部ストレージのデータをすべて消去する場合は「すべて消去」をタップ
7. 再起動したら初期化完了

 

キャリアショップに引き取ってもらう場合や、スマホ買取店に査定に出す場合も同様に、上記の方法で初期化が必要です。

 

 

⑤ SIMカード／SDカードは取り出す

スマホを捨てる前に、SIMカードやSDカードは必ず取り出しましょう。（※SDカードはAndroidのみ／iPhoneにはありません。）

 

特に、SIMカードには電話番号などの情報が残されています。

 

悪用される可能性があるものはすべて取り外し、SIMカードにおいては（キャリアに返却する必要がある場合は）返却するか、自分でハサミで切り刻むなどして捨てるようにしましょう。

 

▼ iPhoneの場合

• SIMカードの取り出し方

 

なお、Androidの場合はSIMカードの差し込み口が本体の上部や側面にある端末と、裏面のカバーを外した中に差し込み口がある端末があります。

 

 

⑥ 壊れたスマホでもデータが盗まれる可能性がある

壊れたスマホ（iPhone／Android）や携帯電話でも、そのまま捨ててしまうのはNGです。

 

「起動しない＝データが読み取られることはない」と考えがちですが、壊れたスマホでもデータ復元ソフトを使えばデータを取り出せることがあります。

 

自身で初期化するのがむずかしいスマホは、キャリアショップに引き取ってもらうか、実績が多いスマホ買取店に相談してみましょう。

 

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スマホ（iPhone／Android）の処分にかかる費用

 

最後に、スマホ（iPhone／Android）や携帯電話の処分にかかる費用について解説します。

 

 

自治体・キャリアショップは無料で引き取ってくれる

自治体やキャリアショップなどは、資源回収やリサイクルのために積極的にスマホや携帯電話の回収を行っています。

 

その際、基本的には料金を請求されることはなく、無料で引き取ってもらうことができます。

 

なお、データの初期化などの操作方法がわからない場合は、キャリアに持って行って相談してもOKです。

 

その際、事前に電話で問い合わせを行い、自宅でスマホを充電してから店舗に行くとスムーズです。

 

 

フリマアプリは手数料が発生する可能性あり

フリマアプリにスマホを出品した場合、取り引き完了後に手数料が引かれることがあります。

 

手数料はフリマアプリによって異なりますが、サービスによっては商品価格の10％を販売手数料として差し引かれます。

 

（例）スマホを15,000円で出品した場合 → 手数料として1,500円差し引かれる

 

関連：「【初心者必見】iPhoneをメルカリで売る時の注意点＋コツ｜個人情報についても解説」

 

 

スマホ買取店の費用は企業によって異なる

スマホ買取店に買い取ってもらう場合の費用は、企業によって異なります。

 

買取店によっては査定する際に手数料が発生するケースやその他費用が掛かる企業もありますが、男前ケータイ宅配買取では壊れたスマホはもちろん、査定や他社で発生する費用も無料で買取を行っています。

 

また、買取価格は企業によって大きく差があるため、まずはいくつか無料査定に出してみましょう。

 

 

まとめ：スマホを捨てる前にまずは無料査定してみよう

 

今回は、スマホの捨て方をはじめ、捨てる前の注意点や費用についてご紹介しました。

 

個人情報・金融情報などの大切なデータは正しく初期化し、今回ご紹介した5つの捨て方よりベストな方法を選びましょう。

 

なお、スマホによってはまだまだ需要が高いものがあります。

 

思っていた以上に高く買取してもらえることもあるため、まずはスマホ買取店の無料査定に出してみましょう。

 

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関連：「【Android／iPhone】スマホの売り方3ステップ｜買取までの手順を解説します」

 

本記事が少しでもヒントになれば幸いです。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。