2023.01.20.公開 (2023.02.06.更新)
iPhoneの画面がフリーズする原因・対処法(直し方)を解説します
「iPhoneの画面がフリーズした」「画面が重い」このような悩みにおこたえします。
iPhoneの画面が真っ暗になる、画面の中心に “クルクル(した表示)” が出てフリーズするなどの原因と対処法をご紹介します。
iPhoneの画面がフリーズする原因
iPhoneの画面がフリーズする原因として考えられるのは、次の3つです。
- アプリをたくさん起動している
- OS・アプリが最新バージョンではない
- iPhone本体に問題がある
順に解説します。
アプリをたくさん起動している
iPhoneのバックグラウンドにアプリをたくさん起動している際、メモリ不足が起き、フリーズすることがあります。
このような症状は、特に型が古いiPhoneに多く見られます。(メモリが少ないため)
OS・アプリが最新バージョンではない
iOSやアプリなどが最新のバージョンではない場合、画面がフリーズすることがあります。
特に、アプリは最新のソフトウェアで動くように設定されているため、バージョンが古いと画面がフリーズする原因になります。
iPhone本体に問題がある
iPhone本体を落下(または水没)させた場合(物理的な衝撃を与えてしまった場合)も、画面がフリーズする原因になります。
特に衝撃を与えた直後から画面がフリーズするようになった場合は、iPhone内部や基盤が故障している可能性が高いです。
iPhoneの画面がフリーズした時の対処法
ここからは、iPhoneの画面がフリーズした時の対処法をご紹介します。
- iPhoneを再起動する
- iPhoneを強制再起動させる
- OSとアプリを最新バージョンにする
- バックグラウンドにあるアプリを閉じる
順に解説します。
① iPhoneを再起動する
1つ目の対処法は「iPhoneを再起動させる方法」です。
iPhoneの不具合は本体を再起動させることで直るケースも多いため、まずは試してみましょう。
▼ iPhone X移行(Face ID搭載のiPhone)
- 音調調節ボタン(上下どちらか1つ)+画面右側のボタンを同時に長押しする
- 電源オフスライダが表示される
- スライダをスワイプする
- 電源が切れるまで30秒ほど待つ
- 電源がOFFになったら画面右側ボタンを長押し(Appleロゴが表示されるまで)して、電源をONにする
▼ iPhone 8以前
- 画面右側のボタンを長押しする
- 電源オフスライダが表示される
- スライダをスワイプする
- 電源が切れるまで30秒ほど待つ
- 電源がOFFになったら画面右側ボタンを長押し(Appleロゴが表示されるまで)して、電源をONにする
② iPhoneを強制再起動させる
2つ目の対処法は「iPhoneを強制再起動させる方法」です。
前章の「再起動する方法」を試してもiPhoneが反応しない場合は、次の手順で強制的に再起動させましょう。
▼ iPhone X以降/iPhone 8(Face IDを搭載したiPhone)
- 音量を上げるボタンを押し、すぐに放す
- 音量を下げるボタンを押し、すぐに放す
- 画面右側ボタンを長押し(Appleロゴが表示されるまで)
▼ iPhone7
- 音量を下げるボタン+画面右側ボタンを同時に押す
- 電源がOFFになり、Appleロゴが表示されたらボタンを放す
▼ iPhone6
- 画面右側ボタン+ホームボタンを同時に押す
- 電源がOFFになり、Appleロゴが表示されたらボタンを放す
③ OSとアプリを最新バージョンにする
3つ目の対処法は「OSとアプリを最新バージョンにする」です。
画面がフリーズする原因がiOSのバージョンにある場合は、アップデートすることで解消します。
それぞれのバージョンを確認し(古いバージョンを使っているのであれば)最新のバージョンへアップデートしましょう。
▼ 【OS】アップデートする方法
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- 「自動アップデート」をタップして、自動アップデートをオフにする
その後「設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート」とタップすると、現在のバージョンとアップデートが必要か否かが表示されます。
アップデートが必要な場合は、速やかにアップデートを行いましょう。
▼ 【アプリ】アップデートする方法
- App Storeを開く
- 画面上部 右側のアイコンをタップ
- 下にスクロールし、アップデートが必要なアプリを確認する(アップデートが必要な場合はアプリの横に「アップデート」と表示されます)
- 「アップデート」をタップし、アップデートを行う
④ バックグラウンドにあるアプリを閉じる
4つ目の対処法は「バックグラウンドにあるアプリを閉じる方法」です。
バックグラウンドにたくさんのアプリを起動していると、iPhoneの動作が重くなるだけでなく、画面がフリーズしてしまう原因になります。
下記の手順で不要なアプリを閉じましょう。
iPhoneのバックグラウンドにあるアプリを閉じる方法
バックグラウンドにあるアプリを閉じる方法は、次のとおりです。
▼ iPhone6~8
- ホームボタンを素早く2回押す
▼ iPhoneX以降
- ホーム画面の下部から上にスワイプし、画面の真ん中あたりで数秒間指を止める
- スタンバイ状態にあるアプリが表示される
- それぞれ上にスワイプし、不要なアプリを閉じる
まとめ:iPhoneの画面がフリーズした際は対処法を試そう
今回は、iPhoneの画面がフリーズする原因と対処法を解説しました。
内容を再掲すると、次のとおりです。
▼ iPhoneの画面がフリーズする原因
- iPhoneを再起動する
- iPhoneを強制再起動させる
- OSとアプリを最新バージョンにする
- バックグラウンドにあるアプリを閉じる
▼ iPhoneがフリーズした時の対処法
- iPhoneを再起動する
- iPhoneを強制再起動させる
- OSとアプリを最新バージョンにする
- バックグラウンドにあるアプリを閉じる
なお、本記事で解説した対処法を試しても改善されない場合は、iPhoneが故障している可能性が高いです。
メーカー(Apple)や契約キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)の店舗、コールセンターに相談してみましょう。
修理がむずかしい場合は買取査定へ
下記に該当するiPhoneは、修理に出すよりも買取査定サービスを利用した方が良いケースがあります。
- 型が古いiPhone
- ひどく発熱する
- 画面が割れている
- 充電の減りが早い
- まったく起動しない…など
特に型が古くてOSアップデート非対応になったモデルは、個人情報や金融情報を流出するリスクや、さまざまなアプリが使えなくなるケースがあります。
関連:「古いiPhoneを使い続けても大丈夫?リスクや活用法(使い道)も解説」
また、iPhoneの基盤が壊れていたり、本体がひどく破損している場合は修理費用が高額になるケースもあります。
そのため、故障の状態によっては買取査定サービスを利用し、買い替えの費用にあてる方法もおすすめです。
>>【買取実績多数&世界No.1のデータ消去システム採用】男前ケータイの宅配買取サービスを見る
>>「【Android/iPhone】スマホの売り方3ステップ|買取までの手順を解説します」
本記事が少しでもヒントになれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。