2023.08.10.公開 (2023.08.11.更新)
【iPhone】アプリが頻繁に落ちるときの対処法|自分でできる解決策を紹介します
「iPhoneのアプリが頻繁に落ちて困っている」というお悩み・問題を解決します。
【症状】iPhoneのアプリが頻繁に落ちる
次のような症状がみられる場合は、できるだけ早めに対処する必要があります。
① アプリをタップしても開かない
アプリアイコンをタップしても反応がなかったり、アプリを立ち上げてもすぐに落ちてしまうことがあります。
このようにアプリがシャットダウンしてしまう場合は、iPhoneの本体やアプリそれぞれに原因がある場合があります。
② アプリを開いた後しばらくすると固まる(フリーズ)
アプリを開くことはできても、その後まもなく反応しなくなったり、そのままフリーズするケースもあります。
このような場合も、iPhoneやアプリに何らかの問題が起きている可能性があります。
③ 再インストールが始まってなかなか使えない
久々にアプリを開く場合に「⚪︎⚪︎を再インストール中」という表示が出て、完了するまで使用できないことがあります。
このような場合、自分自身でアプリを削除した、または使っていないアプリを自動的に取り除く設定がONになっている可能性があります。
▼確認方法
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「iPhoneストレージ」をタップ
- (「非使用のAppを取り除く」のチェックが入っている場合は外す)
【iPhone】「アプリが頻繁に落ちる状態」を放置するとどうなる?
iPhoneのアプリが頻繁に落ちる状態を放置していると「リンゴループ(Appleのリンゴマークが表示された後に電源が切れて再起動…を延々と繰り返す状態)」になります。
このような状態になると、元に戻すにはソフトウェアの修復が必要になるケースがあるため、できるだけ早めに対処法(次章で解説)を試し、問題解決を目指しましょう。
iPhone側(本体)に原因があるときの対処法
まずは、アプリが頻繁に落ちる原因が「iPhone側(本体)」にある可能性を考え、次の対処法を試してみましょう。
① iOSのバージョンを確認する
基本的に、アプリは最新のiOSで使用することを推奨しているため、バージョンが古いことが原因になっている場合があります。
まずは下記の方法でiOSのバージョンを確認し、(最新でない場合は)アップデートしましょう。
▼ iOSのバージョンを確認する方法
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェア・アップデート」を確認
なお、最新のiOSにアップデートできない場合は「Appleサポートが終了しているモデル」を使っている可能性があります。
「サポートが終了したモデル」を確認し、該当している場合は下記の記事をご参照ください。
>>「古いiPhoneを使い続けても大丈夫?リスクや活用法(使い道)も解説」
② iPhoneを再起動させる
次に、iPhoneを再起動してみましょう。
iPhone本体を再起動させることで、一時的に発生していた問題が解決される場合があります。
簡単に試せる対処法ですので、下記の手順で再起動してみましょう。
▼ iPhone8以前のモデル
- iPhoneの右側にある「サイドボタン」を長押しする
- 「電源オフ」のスライダーが表示されたら、スライドして電源を切る
- (完全に電源が切れるまで30秒ほど待つ)
- 「サイドボタン」を長押しする(画面にAppleのロゴが表示されるまで)
▼ iPhoneX
- 「音量を上げる(または下げる)」のどちらかのボタンと、iPhoneの右側になる「サイドボタン」を同時に長押しする
- 画面にスライダーが表示されたら、スライドして電源を切る
- (完全に電源が切れるまで30秒ほど待つ)
- 「サイドボタン」を長押しする(画面にAppleのロゴが表示されるまで)
③ ストレージ容量を確認する
iPhoneを再起動させてもアプリが落ちる場合は「iPhoneのストレージ容量」を確認しましょう。
iPhone本体の容量が不足している場合も、アプリが落ちる原因となります。
▼ ストレージ容量の確認方法
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「iPhoneストレージ」をタップして確認
棒グラフ内の、アプリ、写真、メッセージなどのデータ使用量を確認し、使用している割合が多いものを整理(または削除)しましょう。
なお、もっと手軽に容量を確保したい方は、下記の手順で「非使用のAppを取り除く設定(しばらく使っていないアプリを自動で削除する設定)」をONにしてみましょう。
▼ 非使用のAppを取り除く方法
- 「設定」をタップ
- 「App Store」をタップ
- 「非使用のAppを取り除く」をONにする
関連:「【iPhone/Android】スマホが重い原因と対処法を解説します」
④ バッテリーを確認する
続いて、バッテリーを確認してみましょう。
バッテリーの劣化が原因で、iPhoneがシャットダウンすることもあります。
下記の手順でバッテリーの状態を確認しましょう。
▼ バッテリーの確認方法
- 「設定」をタップ
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーの状態」をタップ
- 「最大容量」が何%か確認する
バッテリーの最大容量が80%以下の場合や、画面上部に「バッテリーに関する重要なメッセージ」として交換を促すものが表示されている場合は、バッテリーの交換を検討しましょう。
関連:「iPhoneの寿命が近づいているサイン|バッテリーの劣化をおさえる方法も解説」
関連:「【解決】スマホの充電はいつするのがベストか?頻度と注意点を解説」
⑤ iPhoneが発熱していないか確認する
長電話をしたり、グラフィックがキレイなオンラインゲームで遊んだり、充電しながらiPhoneを使ったりすると、iPhoneが異常に熱くなることがあります。
iPhoneの発熱は「よくあること」だと軽視されがちですが、実はバッテリーに大きな負荷が掛かっており、劣化を早める行為の一つです。
iPhoneに内蔵されているバッテリーは熱に弱く、発熱によってアプリが落ちることもあります。
iPhoneが熱くなった場合は一度操作をストップし、涼しい場所でクールダウンさせるようにしましょう。
関連:「iPhoneがすぐに熱くなる原因と対処法|使い続けるリスクも解説します」
アプリ側に原因があるときの対処法
前章の「iPhone側(本体)に原因があるときの対処法」を試しても解決しない場合は、アプリ側に原因がある可能性があります。
下記の対処法を、一つずつ試してみましょう。
① アプリのサーバーにエラーがないか確認する
まずは、アプリのサーバーにエラーが起きていないかを確認してみましょう。
アプリがすぐに落ちる原因として、アプリを提供するサーバー側にエラーが起きていることもあります。
アプリの公式サイトやTwitter(SNS)などを確認し、サーバー側にエラーが起きている場合は復旧を待ちましょう。
② アプリのバージョンを確認する
続いて、アプリのバージョンを確認してみましょう。
アプリのバージョンが古いことが原因で、アプリが落ちることがあります。
下記の方法でアプリのバージョンを確認し、最新でない場合はアップデートしましょう。
▼ アプリのバージョンの確認方法
- 「App Storeアプリ」をタップ
- 画面右上の「プロフィールアイコン」をタップ
- アプリを選択し、アップデートする(「すべてをアップデート」を選択すると、iPhone内の全アプリを一気にアップデートすることができます)
③ アプリを再起動する
アプリを再起動させることで、一時的に起きていた問題が解決することがあります。
iPhoneの画面の下から上にスワイプ(ホームボタンがあるモデルは、ホームボタンをダブルクリック)し、再起動したいアプリを画面上部にスワイプして消去しましょう。
(※ この段階で、不要なアプリはできるだけスワイプして消去してくのがおすすめです。)
その後 再度アプリを立ち上げ、問題なく使用できるか確認してみましょう。
④ キャッシュが溜まっていないか確認する
キャッシュ(よく使うサイトやアプリを、快適に表示できるように保管しているデータのこと)の溜まりすぎが原因で、アプリが落ちることがあります。
キャッシュを削除することでログインしていたWebサイトからログアウトされたり、よく閲覧するサイトの表示速度が遅くなることがありますが、アプリを快適に使うためには効果的な方法です。
▼ キャッシュを削除する方法
- 「設定」をタップ
- 「Safari」をタップ
- 「詳細」をタップ
- 「Webサイトデータ」をタップ
- 「全Webサイトデータを削除」をタップ
⑤ アプリを再インストールする
アプリのバージョンや再起動を試しても問題解決しない場合は、アプリを再インストールしてみましょう。
ただし、アプリを再インストールすることで大切なデータが削除されることがあるため、必ずバックアップを取り(バックアップが確実に取れていることを確認してから)アンインストールしましょう。
それでも解決しない場合は「修理」か「機種変更」へ
本記事の対処法を試してもアプリが頻繁に落ちる場合は、iPhoneの修理もしくは機種変更のタイミングを迎えている可能性があります。
Apple StoreやAppleの正規サービスプロバイダ、または最寄りのスマホ修理店に症状を伝えて相談してみましょう。
なお、近くに修理店がない場合や、修理費用が高額になる場合は機種変更を検討してみましょう。
iPhoneは中古でも需要が高く人気があるため、売却先によっては型が古くても、キズや画面割れのものでも高く買取してもらえることがあります。
▼ iPhone13(128GB)の最大買取価格
ドコモ | 44,000円 |
au | 44,550円 |
ソフトバンク | 44,400円 |
男前ケータイ | 82,600円 |
▼ iPhone12(128GB)の最大買取価格
ドコモ | 29,000円 |
au | 37,400円 |
ソフトバンク | 37,200円 |
男前ケータイ | 73,100円 |
▼ iPhone SE(第2世代/128GB)の最大買取価格
ドコモ | 9,000円 |
au | 11,000円 |
ソフトバンク | 12,000円 |
男前ケータイ | 31,600円 |
(※表示の金額は2023年7月末価格)
上記 売却先の買取や下取りにかかる手間や作業に大差はありませんが、モデルや状態によっては2倍以上高く売れることがあるため「売却先選び」は外せません。
なお、男前ケータイではアプリが頻繁に落ちる状態でも、大きなキズ・画面割れがあるものでも他社より高い買取を実施しています。
まずはお気軽にご相談ください。
本記事が少しでもヒントになれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
関連:「【必読】iPhoneを高く売る方法|買取価格を上げる5つのコツも解説」
関連:「【初心者必見】iPhoneをメルカリで売る時の注意点+コツ|個人情報についても解説」