2022.12.30.公開 (2023.01.30.更新)
【初心者OK】iPhoneの選び方|iPhoneが使えるおすすめの格安SIMも紹介します
「iPhoneを購入したい」「どのiPhoneを選ぶといいか分からない」という方に向けて、iPhoneの選び方をご紹介します。
iPhoneを選ぶ際の3つの注意点
iPhoneの選び方をご紹介する前に、iPhoneを選ぶ際の「注意点」を解説します。
iPhone選びに失敗しないよう、次の3つに注意しましょう。
- 型の古いiPhoneを購入するのは×
- ストレージ容量は128GB以上がおすすめ
- キャリアや中古スマホ販売店の方が安い場合がある
順に解説します。
① 型の古いiPhoneを購入するのは×
基本的に、型の古いiPhoneは安く販売されていますが「安い」という理由で飛びつくのはNGです。
例えば下記のモデルはAppleのサポートが終了しているため、アップデートができず、アプリをダウンロードできない・セキュリティが弱いなどのリスクがあります。
- iPhone SE(第1世代)
- iPhone6s
- iPhone6s Plus
- iPhone7
- iPhone7 Plusなど
iPhoneは販売開始から5年ほどでAppleのサポートが終了します。
上記のモデルでも使用できますが、動作が遅い・画面が固まるなど快適に使えない可能性が高いです。
大切なデータを保存するものとしては心配が残るため、できれば現在Appleや大手キャリアで販売されているモデルから選びましょう。
② ストレージ容量は128GB以上がおすすめ
「ストレージ容量」とは、iPhoneにアプリ・写真・動画などのデータを保存できる容量のことです。
iPhoneのストレージ容量には「64GB、128GB、256GB、512GB、1TB」があります。(中には64GB・512GBなどが無いモデルもあります)
64GBは安く購入できますが、128GB以下はすぐにストレージが埋まり、頻繁にデータを整理する必要があります。
ストレージの大きさに比例して機種代金が高くなりますが、写真や動画を撮ることが多い方は、少なくとも128GB以上を選びましょう。
③ キャリアや中古スマホ販売店の方が安い場合がある
基本的に、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)で販売されているiPhoneは、Apple Storeよりも高値に設定されています。
しかし、新規契約や乗り換えとセットでiPhoneを購入すると、各キャリア独自のキャンペーンが適用されて端末価格が値引きになることがあります。
そのためキャンペーン適用後の「iPhoneの実質価格」は、Apple Storeよりも安くなるケースが多いです。
また、少しでも安くiPhoneを購入したい方は「型落ちモデル」や「中古品」を狙うのもおすすめです。
モデルによっては(大手キャリアよりも)中古スマホ販売店の方が安い場合があるため、購入前に価格をチェックしましょう。
関連:「【中古スマホはどこで買う?】おすすめの販売店や選び方を紹介します」
iPhoneのおすすめの選び方
現在、Appleストア・大手通信キャリア・格安SIM業者で取り扱っているiPhoneは、次の4シリーズです。
- iPhone14
- iPhone13
- iPhone12
- iPhone SE
その中からピッタリなiPhoneを見つけるには、次の選び方がおすすめです。
- iPhoneを超快適に使うなら「iPhone14シリーズ」
- 価格をおさえる+性能重視なら「iPhone13シリーズ」
- バランスを重視するなら「iPhone12シリーズ」
- 安さ重視のライトユーザーなら「iPhone SE」
それぞれ解説します。
① iPhoneを超快適に使うなら「iPhone14シリーズ」
iPhone14シリーズは、現行モデルの中でも最新モデルのため「とにかくiPhoneを快適に使いたい人」におすすめです。
▼ iPhone14がおすすめの人
- 最新モデルを使いたい人
- できるだけ価格を抑えたい人
- 操作しやすいサイズ感が好きな人
▼ iPhone14 Plusがおすすめの人
- 最新モデルを使いたい人
- バッテリーの持ちを重視したい人
- 価格を抑えつつ大画面のiPhoneを使いたい人
なお、iPhone14とiPhone14 Plusの違いは「価格・サイズ・バッテリーの持ち」のみです。(下記スペック参照)
▼ iPhone14/iPhone14 Plusのスペック
iPhone14 | iPhone14 Plus | |
チップ | A15 Bionic | |
バッテリー容量 | 3,279 mAh | 4,325 mAh |
ビデオ再生時間 (最大) |
20時間 | 26時間 |
ストレージ | 128/256/512GB | |
ディスプレイ サイズ |
6.1インチ | 6.7インチ |
重量 | 172g | 203 g |
Dynamic Island | × | |
Magsafe | ○ | |
カメラ性能 | ○ | |
Apple価格 | 119,800〜 | 134,800〜 |
>>「【どっちがおすすめ?】iPhone14とiPhone14 Plusの違い」を読む
また、iPhone14 ProまたはiPhone14 Pro Maxは次のような方におすすめです。
▼ iPhone14 Proがおすすめの人
- 最新モデルを使いたい人
- 片手で持てるサイズ感が良い人
- 少しでも軽いiPhoneがほしい人
- 価格を抑えつつ高性能モデルを使いたい人
▼ iPhone14 Pro Maxがおすすめの人
- 予算に余裕がある人
- 最新モデルを使いたい人
- 大画面でゲームや動画を楽しみたい人
- 少しでもバッテリーの持ちが良いiPhoneがほしい人
なお、iPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxの違いは「価格・サイズ・バッテリーの持ち」のみです。(下記スペック参照)
▼ iPhone14 Pro/iPhone14 Pro Maxのスペック
iPhone14 Pro | iPhone14 Pro Max | |
チップ | A16 Bionic | |
バッテリー容量 | 3,200 mAh | 4,323 mAh |
ビデオ再生時間 (最大) |
23時間 | 29時間 |
ストレージ | 128/256/512GB/1TB | |
ディスプレイ サイズ |
6.1インチ | 6.7インチ |
重量 | 206 g | 240 g |
Dynamic Island | ○ | |
Magsafe | ○ | |
カメラ性能 | ◎ | |
Apple価格 | 149,800〜 | 164,800〜 |
>>「【解決】iPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxはどっちがおすすめ?」を読む
② 価格を抑える+性能重視なら「iPhoe13シリーズ」
iPhone13シリーズは(新型iPhoneの)一つ前の型なので、高性能でありながら新型iPhoneよりも安く購入できる魅力的なモデルです。
iPhone13シリーズに搭載されている「シネマティックモード」では、ワンタッチで映画撮影のような「ピント送り」ができます。(撮影後のピント調整も可)
また、センサーシフト式の手ぶれ補正機能も搭載されており、暗い場所でも鮮やかに撮影できます。
さらにiPhone13 ProとPro Maxには、フレームレートを最大120Hzまで引き上げる「ProMotionテクノロジー」を搭載しており、FPSやアクションゲームを快適にプレイできます。
美しい写真・動画を手軽に撮影できる+ゲームを快適に楽しめるiPhone13シリーズは「最新でなくても良いが、できれば高性能なiPhoneを使いたい人」におすすめです。
▼ iPhone13 miniがおすすめの人
- 大画面でなくても良い人
- 軽さ・持ち運びやすさを重視する人
- バッテリーの持ちはあまり気にしない人
▼ iPhone13がおすすめの人
- 大きめの画面が良い人
- 日常使いとしてiPhoneを使いたい人
- (ピンクなど)好きなカラーがある人
iPhone13 miniとiPhone13の違いは「価格・サイズ・バッテリーの持ち」のみです。(下記スペック参照)
▼ iPhone13 mini/iPhone13のスペック
iPhone13 mini | iPhone13 | |
チップ | A15 Bionic | |
バッテリー容量 | 2,406mAh | 3,227mAh |
ビデオ再生時間 (最大) |
17時間 | 19時間 |
ストレージ | 128/256/512GB | |
ディスプレイ サイズ |
5.4インチ | 6.1インチ |
重量 | 140g | 173g |
Dynamic Island | × | |
Magsafe | ○ | |
カメラ性能 | ○ | |
Apple価格 | 92,800〜 | 107,800〜 |
>>「【徹底比較】iPhone13とiPhone SE3のスペックの違い」を読む
また、iPhone13 ProまたはiPhone13 Pro Maxは次のような方におすすめです。
▼ iPhone13 Proがおすすめな人
- ズーム撮影できるモデルがほしい人
- スマホゲームを快適にプレイしたい人
- キレイな写真・動画撮影を楽しみたい人
- 持ちやすい+大きめのディスプレイが良い人
▼ iPhone13 Pro Maxがおすすめな人
- 大画面のiPhoneがほしい人
- 写真・動画撮影にこだわりたい人
- iPhoneを使って動画編集したい人
- バッテリーの持ちを重視したい人
- スマホゲームを快適にプレイしたい人
なお、iPhone13 ProとiPhone13 Pro Maxの違いは「価格・サイズ・バッテリーの持ち」のみです。(下記スペック参照)
▼ iPhone13 Pro/iPhone13 Pro Maxのスペック
iPhone13 Pro | iPhone13 Pro Max | |
チップ | A15 Bionic | |
バッテリー容量 | 3,095mAh | 4,352mAh |
ビデオ再生時間 (最大) |
22時間 | 28時間 |
ストレージ | 128/256/512GB/1TB | |
ディスプレイ サイズ |
6.1インチ | 6.7インチ |
重量 | 203g | 238g |
Dynamic Island | × | |
Magsafe | ○ | |
カメラ性能 | ◎ | |
Apple価格 | – | – |
>>「iPhone13 ProとPro Maxの違いについて」を読む
③ バランスを重視するなら「iPhone12シリーズ」
2020年に発売されたiPhone12シリーズは「カメラ・スペック(性能)・価格・サイズ感のすべてがちょうど良いモデル」です。
高性能のCPU+耐久性能を搭載しているだけでなく、有機ELディスプレイを採用しているためiPhone11より鮮やかな表示を体験でき、画面操作もサクサクです。
また、超広角カメラ+ナイトモード+4Kの写真撮影も可能とカメラ性能も充実しているため、初めてiPhoneを使う人にもおすすめです。
▼ iPhone12 miniがおすすめな人
- 片手で操作したい人
- 小型なiPhoneが好きな人
- できるだけコストをおさえて購入したい人
▼ iPhone12がおすすめな人
- 大きめの画面が良い人
- 少しでもバッテリーの持ちが良いモデルがほしい人
iPhone12 miniとiPhone12の違いは「価格・サイズ・バッテリーの持ち」のみです。(下記スペック参照)
▼ iPhone12 mini/iPhone12のスペック
iPhone12 mini | iPhone12 | |
チップ | A14 Bionic | |
バッテリー容量 | 2,227mAh | 2,815mAh |
ビデオ再生時間 (最大) |
15時間 | 17時間 |
ストレージ | 64/128/256GB | |
ディスプレイ サイズ |
5.4インチ | 6.1インチ |
重量 | 133g | 162g |
Dynamic Island | × | |
Magsafe | ○ | |
カメラ性能 | ○ | |
Apple価格 | – | 92,800~ |
>>【優良ショップ認定獲得】男前ケータイで中古の「iPhone12」を探す
また、iPhone12 ProまたはiPhone12 Pro Maxは次のような方におすすめです。
▼ iPhone12 Proがおすすめな人
- 標準的なサイズ感が好みな人
- スペックにこだわりつつ、コストを抑えたい人
▼ iPhone12 Pro Maxがおすすめな人
- 大きめのディスプレイが良い人
- カメラ・スペック・視認性を重視したい人
なお、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxの違いは「価格・サイズ・バッテリーの持ち」のみです。(下記スペック参照)
▼ iPhone12 Pro/iPhone12 Pro Maxのスペック
iPhone12 Pro | iPhone12 Pro Max | |
チップ | A14 Bionic | |
バッテリー容量 | 2,815mAh | 3,687mAh |
ビデオ再生時間 (最大) |
17時間 | 20時間 |
ストレージ | 128/256/512GB | |
ディスプレイ サイズ |
6.1インチ | 6.7インチ |
重量 | 187g | 226g |
Dynamic Island | × | |
Magsafe | ○ | |
カメラ性能 | ◎ | |
Apple価格 | – | – |
>>【優良ショップ認定獲得】男前ケータイで中古の「iPhone12」を探す
④ 安さ重視のライトユーザーなら「iPhone SE」
アプリのDLが少なめの方やスマホの使い道が限定的な方、安さや基本性能を重視したい方は「iPhone SE(第3世代)」がおすすめです。
6万円代から購入できるリーズナブルなモデルでありながら「A15 Bionicチップ(パソコン並みの処理性能)」を搭載したコスパ◎な機種です。
カメラはシングルレンズで標準的な撮影機能のみですが、高性能チップ搭載+5G通信対応でサクサクと快適な操作が可能です。
また、現行機種で唯一の指紋認証(Touch ID)を搭載しているため、指紋認証が好きな方にも最適です。
▼ iPhone SE(第3世代)のスペック
iPhone SE(第3世代) | |
チップ | A15 Bionic |
バッテリー容量 | 2,007mAh |
ビデオ再生時間 (最大) |
15時間 |
ストレージ | 64/128GB |
ディスプレイ サイズ |
4.7インチ |
重量 | 144g |
Dynamic Island | × |
Magsafe | × |
カメラ性能 | △ |
Apple価格 | 62,800〜 |
>>「iPhone SE(第3世代)のメリットとデメリット」を読む
iPhoneが使えるおすすめの格安SIM
最後に、iPhoneが使えるおすすめの格安SIMをご紹介します。
なお、本記事では下記をおさえたおすすめの5社をご紹介します。
- 月額料金が安い
- 通信速度の速さ
- 乗り換えやすさ
- 取り扱っているiPhoneの端末数
上記をおさえたおすすめの格安SIMは、次のとおりです。
▼ iPhoneが使えるおすすめの格安SIM
UQモバイル | ・日本全国に店舗がある ・クレカがなくても契約可能 ・新型iPhone SEの取り扱いあり ・通信速度が速くて安定している |
Y!mobile | ・家族そろって乗り換える方におすすめ ・家族割が使える+2回線目以降は月額料金の割引あり ・契約から1年間は「データ増量オプション」(月額550円)が無料で利用可能 |
OCNモバイルONE | ・iPhone端末の取り扱い数がトップクラス ・iPhone端末とセットで購入したい方におすすめ ・端末価格が他の格安SIMより1~2割安いことが多い |
mineo | ・顧客満足度が非常に高い ・従来の料金よりも大幅に月額料金が安い ・余ったパケットを「容量を超過しそうなユーザー」に寄付できるサービスがある ・回線が混雑しやすい平日昼間の通信を避けることで、達成回数に応じて特典がもらえるサービスがある |
イオンモバイル | ・料金プランが豊富 ・60歳以上は月額料金が安くなるプランあり ・全国のイオンモールで相談・申し込みできる |
なお、格安SIMはオンライン上から申し込むことで「事務手数料(2,000〜3,000円ほど)」が無料になるところもあります。(対象外もあり)
また、当サイトでは「【必見】格安SIMに乗り換える際の8つの注意点|メリットも解説します」もご紹介していますので、あわせてご覧ください。
まとめ:iPhoneの選び方をもとに、最適なモデルを選ぼう
今回は、iPhoneの選び方(注意点含む)からiPhoneが使えるおすすめの格安SIMをご紹介しました。
内容を再掲すると、次のとおりです。
▼ iPhoneを選ぶ際の注意点
- 型の古いiPhoneを購入するのは×
- ストレージ容量は128GB以上がおすすめ
- キャリアや中古スマホ販売店の方が安い場合がある
▼ iPhoneの選び方
- iPhoneを超快適に使うなら「iPhone14シリーズ」
- 価格をおさえる+性能重視なら「iPhone13シリーズ」
- バランスを重視するなら「iPhone12シリーズ」
- 安さ重視のライトユーザーなら「iPhone SE」
▼ iPhoneが使える格安SIM
- UQモバイル(通信速度が速い)
- Y!mobile(家族揃って乗り換えるなら)
- OCNモバイルONE(iPhoneの取り扱いが豊富)
- mineo(顧客満足度No.1)
- イオンモバイル(60歳以上の方に)
iPhoneは高価格帯のスマホではありますが、初心者にも直感的に操作できる+高性能な端末です。
本記事でご紹介したiPhoneの選び方をもとに、自分にピッタリなモデルを選んでみましょう。
関連:「iPhoneのおすすめの買い替え時期は?ベストタイミングを解説」
関連:「【必見】iPhoneを選ぶ6つのメリット|デメリットも解説します」
本記事が少しでもヒントになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。