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2023.07.20.公開 (2023.07.31.更新)

iPhoneの価格はなぜ高い?|理由とお得に購入する方法を解説

iPhoneの価格はなぜ高い?|その理由とお得に購入する方法を解説

 

「iPhoneはなぜ高いのか?」「iPhoneが高い理由を知りたい」このような疑問におこたえします。

 

 

iPhoneの価格はなぜ高い?|4つの理由を解説

iPhoneの価格はなぜ高い?|4つの理由を解説

 

iPhoneの値段が高い主な理由は、次の4つです。

 

  1. 高品質な部品の使用とマーケティングにコストが掛かるため
  2. 製造・開発を一貫(独占)しているから
  3. ブランド力が高いから
  4. ドル高・円安が進んでいるから

 

それぞれ解説します。

 

 

理由① 高品質な部品の使用とマーケティングにコストが掛かるため

iPhoneの価格が高い理由の1つ目は「高品質な部品の使用とマーケティングにコストが掛かるため」です。

 

iPhoneは、ディスプレイ、プロセッサ、カメラ、バッテリー、その他の内部部品などに高品質な素材(部品)を使用しています。

 

例えば、高解像度と色彩再現性によってスマホ市場でも最高品質のものの一つとして高い評価を受けているiPhoneのディスプレイには、製造に高額なコストがかかっています。

 

加えて、Apple社は製造の品質を確保するために厳格な品質管理を実施しており、このプロセスも価格設定に影響を与えています。

 

また、Apple社はマーケティングとプロモーションにも大きな投資をしており、Apple社のブランドの認知度と評価を高め、新製品の市場への導入を支援しています。

 

しかし、これらの活動には高額なコストがかかり、最終的な製品価格に反映されています。

 

 

理由② 開発・製造を一貫(独占)しているから

iPhoneの価格が高い2つ目の理由は「開発・製造を一貫(独占)しているから」です。

 

スマホといえばiPhoneとAndroidスマホを思い浮かべますが、さまざまな企業がAndroidスマホを製造しているのに対し、iPhoneはApple社のみが製造を行なっています。

 

また、OSだけでなく端末のCPUやiPhone本体、アプリまでもApple社が厳格なガイドラインと審査プロセスによって徹底的に管理しているため、アプリの品質やセキュリティが高く安心して使うことができています。

 

そのため、iPhoneでインストールできるアプリには操作がスムーズでバグや問題が少なく、さまざまな年齢層に使いやすいものが多いです。

 

このようにiPhoneは開発から製造・販売までをApple社で独占しているため、価格を高く設定できるようになっています。

 

 

理由③ ブランド力が高いから

iPhoneを開発しているApple社は、革新性、デザイン性、品質など世界的に評価されており、高いブランド力を持っています。

 

高品質で卓越した製品には世界的にファンがおり、なかには「iPhone以外のスマホは買う気がない」「iPhoneしか使ったことがない」というユーザーもいるほどです。

 

また、Appleはユーザーのセキュリティとプライバシーを非常に重視しており、強力なセキュリティ機能を搭載してユーザーのデータを保護しています。(Face IDやTouch IDといった生体認証、データ暗号化、アプリ間のデータ分離、iOSの定期的なセキュリティアップデートなど)

 

これらのセキュリティ機能はユーザーのプライバシーを守り、データの不正アクセスや盗難を防ぎ、このような高いセキュリティレベルによってiPhoneはさらなる信頼とブランド力を高めています。

 

 

理由④ ドル高・円安が進んでいるから

iPhoneの価格が高い理由の4つ目は「ドル高・円安が進んでいるから」です。

 

2022年7月、ドル高の影響により収益の確保が難しくなったApple社は、iPhoneを一斉値上げしました。(※ 2022年 年初から7月末までに、円はドルに対して約15.8%も下落しています。)

 

とはいえ、主要先進国の通貨の中でもドルに対する円の減価率はとても高く、日本に対する値上げはやむを得ない状況でした。

 

例えば、ドル/円の為替レートが「1ドル=100円」だと、アメリカでiPhone1台1,000ドルの場合、日本での販売価格は10万円になります。

 

しかし、ドル高・円安が進み「1ドル=130円」になった場合、日本での販売価格を約13万円にしなければ、iPhone 1台あたりの売上高は30%も減ることになります。

 

※ 2021年9月20日頃までの約5年間は、ドル/円の為替レートは110円前後で推移していたため、為替レートを理由に日本で値上げする必要はありませんでした。

 

米連邦準備制度理事会(FRB)は、今後も「インフレ退治」を目的にして追加の利上げを続ける可能性が高いため、Apple製品の値上げは進行する可能性があるでしょう。

 

 

iPhoneの原価率は約5割といわれている

iPhoneの原価率は約5割といわれている

 

実は、iPhoneの原価率は正式には発表をされていません。

 

しかし、電子機器の分析レポートなどを発表している「TechInsights(カナダ企業)」が『iPhone13 Pro(256GB)』と『iPhone12 Pro(256GB)』を分解して原価を求めてみた結果、原価率は約5割だということがわかりました。

 

(推定:iPhone13 Proの原価は570.00ドル/iPhone12 Proの原価は548.50ドル)

 

2021年10月時点の為替レートで日本円に換算すると、iPhone13 Proは約63,000円、iPhone12 Proは約61,000円です。

 

それぞれの機種で原価率を推定すると、次のとおりです。

 

モデル 発売価格 推定原価 推定原価率
iPhone13 Pro 134,800円 63,000円 46.7%
iPhone12 Pro 117,800円 61,000円 51.8%

 

上記には為替レートの変動や2022年7月のiPhone一斉値上げは含まれていないため誤差は考えられますが、iPhoneの価格は原価のおよそ2倍といえそうです。

 

また、TechInsightsはサムスンの『Galaxy S21+』の製造コストの調査も行なっており、推定原価は508ドル(約56,000円)で、日本での発売価格は138,730円のため、推定原価率は40.4%です。

 

このように原価率を比較して考えると、iPhoneの方が原価率が高いため、私たち消費者にとってはGalaxy S21+よりiPhoneの方がお得だといえるでしょう。

 

スマホの開発には製造コスト以外にも研究開発費なども掛かるため、スマホメーカーにとっては原価率はできるだけ抑えたいところです。

 

iPhoneが原価率を高くしても販売できるのは「Apple One(最低契約期間などの縛りはナシで、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloud+などをまとめて楽しめるサブスクサービス)」などによって収益を得ているからだと考えられます。

 

 

日本でのiPhoneの人気の高さ

日本でのiPhoneの人気の高さ

 

日本で初めてiPhoneが発売されたのは2008年ですが、翌年2009年には国内のスマホ出荷台数のおよそ7割をiPhoneが占めていました。

 

現在でもiPhoneのシェア率は6割を超えており、Androidのシェア率を超えて人気が高くなっています。

 

なお、iPhoneのシェア率を国別に比較すると日本がトップで、Apple社があるアメリカよりもiPhoneの利用率が高く、日本人はiPhoneがとても好きであることが分かります。

 

もちろん、なかには「みんながiPhoneを持っているから…」という理由でiPhoneを所有している人もいますが、iPhoneユーザーの多くが(新型iPhoneの値段が高くても)iPhoneから離脱することなく、再びiPhoneを購入しています。

 

 

海外ではAndroidスマホのシェア率が高い

一方、世界全体ではiPhoneよりもAndroidスマホのシェア率が高く(シェア率:71%)、世界的に見るとiPhoneは主流ではありません。

 

特に発展途上国など先進国以外の地域では高価なiPhoneは普及せず、Androidの利用率が高くなっています。

 

 

iPhoneとAndroidの違い

iPhoneとAndroidの違い

 

iPhoneの価格が高い理由として「Androidより高性能だから」という声も見られます。

 

しかし、iPhoneはOS(iOS)も端末も自社で開発している一方で、AndroidはGoogleがライセンスフリーで提供しているAndroid OSを利用して様々なメーカーが自由に端末を作っており(性能や価格はピンからキリまであり)、必ずしもiPhoneの性能が優れているとは限りません。

 

Androidスマホは機種の選択肢が多く、2万円程度のリーズナブルなモデルから、iPhoneと同様に10万円を超える高価なモデルも販売されています。

 

そのため、一概にはいえませんがiPhoneとAndroidの主なメリット・デメリットを比較すると、次のようになります。

 

メリット

iPhone Android
・どのモデルも高性能
・セキュリティが高い
・Apple製品との連携が便利
・カメラ性能が安定している
・寿命が長く、中古でも高く売れる
・機種の選択肢が豊富
・価格帯の幅が広い
・オリジナル性能がある
・用途にあった機種を選べる

 

デメリット

iPhone Android
・価格が高い
・ワンセグ視聴ができない
・機種により性能が異なる
・メーカーにより使い方が異なる

 

iPhoneはどの機種を選んでも安定した性能で利用できるのが特徴で、さらにiPhoneはOSも端末本体もAppleが作っているため「セキュリティが高い」という点も人気の理由の一つとなっています。

 

そのため、iPhoneを長く使っている人は機種変更する際もまたiPhoneを選ぶ傾向があります。

 

一方で、Androidスマホは機種によって価格帯や性能、操作性が大きく異なります。

 

そのため「自分にあった機種を選びたい」と考える人は、Androidスマホを選ぶ傾向があります。

 

 

iPhoneをお得に購入する方法

 

iPhoneをお得に購入する方法

 

iPhoneをお得に購入する方法は、次のとおりです。

 

  1. キャリアのサポートを利用する
  2. 格安SIMでiPhone端末セットを購入する
  3. 旧モデルを購入する
  4. Apple認定整備済製品を購入する

 

それぞれ解説します。

 

 

① キャリアのサポートを利用する

ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなどの大手キャリアには、下取りを条件としたサポートがあります。

 

キャリアのサポート例

  • ドコモ:いつでもカエドキプログラム(端末代金の40〜50%を免除)
  • au:スマホトクするプログラム(端末代金の40〜50%を免除)
  • ソフトバンク:新トクするサポート(端末代金の50%を免除)
  • 楽天モバイル:iPhoneアップグレードプログラム(端末代金の50%を免除)

 

また、キャリアの下取りプログラムと同様のサービスとして、Appleの「Apple Trade In」も展開しており、iPhoneを下取りに出すことで新しい製品の購入価格から下取り額分が割引になります。

 

関連:「【解決】Appleの下取りは得か?|減額対象になる端末なら「アリ」だが…

 

なお、下取りの条件は各キャリアによって異なるため、事前にホームページなどで確認しましょう。

 

 

② 格安SIMでiPhone端末セットを購入する

格安SIM会社では、SIMカードだけでなく新品や中古の端末本体をセットで販売する会社が増えています。

 

iPhoneを取り扱う格安SIM会社も年々増えており、セットで購入すれば大手キャリアよりも安く購入できることがあります。

 

また、セット購入対象の割引キャンペーンや、他社乗り換えキャンペーンなどを手厚く展開しているところでは破格の安さで買える可能性もあり大変お得です。

 

しかも、格安SIMであれば毎月の通信費も抑えられるため、スマホ代を安く済ませたい方にもピッタリです。

 

ただし、大手キャリアよりも機種の選択肢が限られていることもあり、欲しい機種が契約できるかどうかを事前に確認してから購入しましょう。

 

 

③ 旧モデルを購入する

新型iPhoneにこだわらない場合は、旧モデルを購入する方法もおすすめです。

 

スマホは新しい機種が発売されると一つ前までのモデルは価格が安くなり、iPhoneも例外ではありません。

 

旧モデルは大手キャリアショップやAppleストア、家電量販店、Amazon、中古スマホ販売店などから購入でき、それぞれの価格を比較して一番お得に購入できるお店を選ぶことができます。

 

また、「旧モデル」といってもiPhoneのセキュリティ水準はとても高く、スペックも十分に高いため、新型iPhoneと大きな差を感じることはありません。

 

カメラ性能なども大きく劣ることはないため、ぜひ検討してみましょう。

 

>>「男前ケータイ」で中古のiPhoneを探す

 

>>「【中古スマホはどこで買う?】おすすめの販売店や選び方をご紹介します

 

 

④ Apple認定整備済製品を購入する

Apple認定整備済製品(CPO)」とは、初期不良などの理由で購入後14日以内に返品されたiPhoneをAppleが整備しなおして再販売された端末をいいます。

 

期間内に返却された商品のため、中古品でありながらほとんど未使用に近い状態のものばかりです。

 

また、認定整備済製品は新品と同機能の製品を提供するために、あらゆる試験と再整備が実施されます。

 

もちろん、交換対象となったパーツも純正品のため互換性などの問題はありません。

 

Appleの1年間の製品保証もついているため、アフターケアも安心です。

 

ただし「⚪︎月⚪︎日に⚫︎⚫︎モデルの認定整備済みiPhoneを販売します」といった発表がされるわけではなく、欲しいiPhoneのモデルが認定整備済製品として販売されるかどうかはタイミング次第です。

 

また、今後の販売のタイミングも予想できないため、日頃から公式サイトをチェックしておく必要があるでしょう。

 

 

【iPhoneはなぜ高い?】まとめ:高品質なスマホであり、定評があるから

【iPhoneはなぜ高い?】まとめ:高品質なスマホであり、定評があるから

 

今回は、iPhoneの値段がなぜ高いか(Appleが価格を高く設定している理由)についてご紹介しました。

 

iPhoneの価格が高く設定されている理由は、次のとおりです。

 

  1. 高品質な部品の使用とマーケティングにコストが掛かるため
  2. 製造・開発を一貫(独占)しているから
  3. ブランド力が高いから
  4. ドル高・円安が進んでいるから

 

iPhoneの販売価格は10万円前後のものが多く、Androidよりも価格が高いイメージがありますが、Apple社は高い価格を維持しつつ、それに見合った高品質な製品とサービスを提供することでユーザーの満足度とブランドロイヤリティを高めています。

 

また、価格設定の背景には、ドル高・円安など社会の経済状況も影響しています。

 

とはいえ、iPhoneは中古品としても需要が高く、リセールバリューが高いことも事実です。

 

本記事でご紹介した「iPhoneをお得に購入する方法」や、おすすめ記事である「iPhoneを高く売る方法」をもとにiPhoneを使用するコストを節約してみましょう。

 

関連:「iPhoneを毎年買い替えるのはお得か?|年間コストを抑える秘訣も解説

 

関連:「【解決】新品のiPhoneを買ってすぐに売る方法|高く売るための注意点も解説

 

今回は以上です。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。