2022.11.25.公開 (2023.08.11.更新)
【必読】iPhoneを高く売る方法|買取価格を上げる5つのコツも解説
「使い終えたiPhoneを少しでも高く売りたい。」という方に向けて、iPhoneを高く売る方法やコツをご紹介します。
関連:「iPhoneで高く売れる色は?|高価買取(下取り)が狙えるカラーはどれ?」
iPhoneを売る方法
iPhoneを売る方法は、主に次の4つです。
- キャリア(下取り)
- 実店舗(持込・郵送)
- ネットオークション
- フリマアプリ
それぞれのメリットとデメリットを知り、自分に合った方法を選びましょう。
① キャリア(下取り)
ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアでは、iPhoneの下取りを行っています。
キャリアの下取りは現金としては受け取れませんが、次にまた同じキャリアでデバイスを購入する際に端末代金から値引きしたり通信料から割引を行う形で端末を買い取ってもらえます。
激しく故障した状態でなければ傷や損傷があっても買取してもらえるため「キャリアの下取り価格=相場の目安」になることが多いです。
関連:「【解決】Appleの下取りは得か?|減額対象になる端末なら「アリ」だが…」
② 実店舗(持込・郵送)
スマホ買取店やリサイクルショップ、家電量販店など実店舗を持つショップが直接買取を行なっています。
PCやiPhoneなどのデバイスを扱う業者であれば相場にあった査定をしてもらえますし、下取りとは違って現金で売れるのは大きなメリットです。
ただし、同じiPhoneでも店舗によって買取価格は異なり、傷や損傷の具合によってはキャリアの下取り価格よりも大幅に低い価格を提示されることもあります。
なお、スマホ買取店のなかには宅配の買取査定を行なっている業者もあり、ネットで簡単に申し込み&見積もりを出してもらえます。
③ ネットオークション
ネットオークションでは、個人間の取引によってiPhoneを売買できます。
需要が高いモデルを出品した場合、入札価格が繰り返し更新され、実店舗やネットショップよりも高く売れることがあります。
一方でトラブルに発展した場合は個人で解決する必要があり、また、まったく売れずに手間だけかかってしまうこともあります。
ネットオークションの取引に慣れていない方は、やや注意が必要です。
④ フリマアプリ
フリマアプリは、はじめから自分の売りたい値段をつけることができます。
特に最新機種や傷のないキレイなiPhoneの場合は、相場より高く売れる可能性があります。
ただし、ネット上で完結する個人間の取引になるため、情報の行き違いや認識違いによってトラブルが起こることもあります。
ネットオークションと同じく、オンライン上での電子機器売却に慣れていない方にとってはリスクが大きいです。
関連:「【初心者必見】iPhoneをメルカリで売る時の注意点+コツ|個人情報についても解説」
中古iPhone主要機種の買取価格
中古iPhone主要機器の買取価格をまとめました。(※ キャリアの価格は「下取り価格」です/2022年11月24日現在)
iPhone 7(32GB)
状態:良好 | 状態:画面割れ | |
ドコモ | 5,000円 | 1,500円 |
au | 3,850円 | 1,100円 |
ソフトバンク | 6,000円 | 1,800円 |
男前ケータイ | 要確認 | 要確認 |
iPhone X(64GB)
状態:良好 | 状態:画面割れ | |
ドコモ | 13,500円 | 4,100円 |
au | 12,100円 | 3,300円 |
ソフトバンク | 15,600円 | 4,680円 |
男前ケータイ | 要確認 | 要確認 |
iPhone 11(64GB)
状態:良好 | 状態:画面割れ | |
ドコモ | 13,600円 | 4,100円 |
au | 14,300円 | 3,850円 |
ソフトバンク | 30,000円 | 9,000円 |
男前ケータイ | 要確認 | 要確認 |
iPhone 12(64GB)
状態:良好 | 状態:画面割れ | |
ドコモ | 50,000円 | 15,000円 |
au | 34,100円 | 9,900円 |
ソフトバンク | 44,400円 | 13,320円 |
男前ケータイ | 66,100円 | 要確認 |
iPhone13(128GB)
状態:良好 | 状態:画面割れ | |
ドコモ | 69,600円 | 20,900円 |
au | 44,550円 | 13,200円 |
ソフトバンク | 43,200円 | 12,960円 |
男前ケータイ | 88,600円 | 要確認 |
iPhoneを高く売るなら下取りより「買取」がおすすめ
iPhoneを高く売る方法としては、キャリアの下取りよりも「買取」がおすすめです。
前章でご紹介したiPhone13(128GB)の買取価格を比べた場合、キャリアとスマホ買取店では約44,000円もの差があります。
また、下取りと買取にかかる手間はさほど変わらないため、少しでも高く売る方法としては「買取」を選んだ方が良いでしょう。
iPhoneを高く売る方法|査定前に確認すべき4つのポイント
iPhoneを高く売る方法は、次のとおりです。
- 買取価格の幅や最安値を把握する
- iPhoneを掃除してキレイな状態にする
- できる限り「買った時の状態」に近づける
- 端末代の支払いを終えておく
現状のまま買取に出すのではなく、減額対象になるポイントや高く買い取ってもらえるポイントをおさえて査定に出しましょう。
【前提】業者が中古のiPhoneを買い取る理由:再び誰かに販売するため
iPhoneを高く売る方法を解説する前に、まずは「なぜ業者が中古のiPhoneを買取するか」をご紹介します。
キャリアやスマホ買取業者が中古のiPhoneを買い取りする理由は、iPhoneを初期化して、再び誰かに販売できるからです。
また、iPhoneは新品や最新機種に近いほど需要があり、高く再販できます。その際にキズなどのマイナスポイントがあればあるほど減額対象になる…というわけです。
iPhoneを高く売るためには、まずは「マイナスをゼロに近づけること」を意識しましょう。
方法① 買取価格の幅や最安値を把握する
iPhoneを査定に出す前に、まずは買取価格の最安値を把握しておきましょう。
iPhoneの買取を行う業者はたくさんありますが、すべての業者が良心的な値段をつけるとは限りません。
「画面が割れているので買い取れない」と言われるような端末でも、キャリアや他の業者なら買取ってくれることがあります。
キャリアの下取り価格は目安になるとお伝えしましたが「キャリアの下取り価格=相場の下限」ではないため、ネット検索などで最新の買取価格情報をチェックしましょう。
方法② iPhoneを掃除してキレイな状態にする
前章でご紹介したように、iPhoneは状態が良いほど再販時に買い手が見つかりやすくなります。
そのため、iPhoneの買取を依頼する際は端末の掃除を終わらせたキレイな状態で査定に出しましょう。
例えば、iPhoneに貼ったシールやデコレーションはキレイに剥がすのはもちろん、剥がした跡が残っていると減額対象になるため注意が必要です。
清掃にかかる費用の分だけ買取金額から差し引かれてしまうため、ホコリや細かな汚れなどは拭き取りましょう。
方法③ できる限り「買った時の状態」に近づける
iPhoneは「買った時の状態」に近ければ近いほど高く売れます。具体的な方法は、次のとおりです。
- ネットワークの利用制限を確認する
- データを移し替える(バックアップ)
- 「iPhoneを探す」をオフにする
- 個人情報を削除する
- iPhoneを初期化する
- 箱・付属品を揃える
順に解説します。
1.ネットワークの利用制限を確認する
まずは、ネットワークの利用制限を確認しましょう。
iPhoneの端末代金の支払いを終えている場合は問題ありませんが、まだ分割支払いが残っている方はネットワークの利用が制限されている可能性があります。
下記の手順で制限されているか否かを確認しましょう。
▼ ネットワークの利用制限の確認方法
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「情報」を開く
上記の方法で「◯」が表示されている方は問題ありませんが「△」になっている場合は利用が制限されています。
iPhoneの端末代金の支払いを終えていなくても買取に出すことは可能ですが、大幅な減額対象となります。
2.データを移し替える(バックアップ)
iPhoneのバックアップを作成しておくことで、機種変更の際にすぐにデータを復元できます。
手元にあるiPhoneがiOS10以前のモデルの場合は、下記のいずれかの方法でバックアップを作成しましょう。
▼ iPhoneのバックアップを取る方法
- iTunesでバックアップを取る
- iCloudでバックアップを取る
なお、iOS11以降のモデルは「クイックスタート機能」を利用することで古いiPhoneから新しいiPhoneへと自動的に個人情報を転送できます。
3.「iPhoneを探す」をオフにする
「iPhoneを探す」をオンにしたままiPhoneを初期化すると「アクティベーションロック(盗難・紛失時に端末を勝手に操作されないようにする機能)」が掛かります。
アクティベーションロックは第三者では解除できず、そのまま買取に出してしまうと「ジャンク品扱い」になり、大幅な減額対象となります。
そのため、次の手順で必ず「iPhoneを探す」をオフにしておきましょう。
▼ 「iPhoneを探す」をオフにする方法
- 「設定」を開く
- 自分のアカウントから「iCloud」を開く
- 緑色になっているバーをタップ
- パスワードを入力する
- バーがグレーになれば設定完了
4.個人情報を削除する
iPhoneを売る際は、必ず「個人情報」を削除しましょう。
端末にデータが残っていると買取してもらえない場合や、場合によっては悪用される可能性もあるため必ず削除して査定に出しましょう。
なお、Apple WatchとiPhoneをペアリングしている場合も、Apple Watchのペアリングの解除を行ってから買取に出しましょう。
iPhoneから個人情報を削除する方法は、次の通りです。
▼ 個人情報を削除する方法
- iCloud、iTunes Store、Apple Storeからサインアウトする
- 他社キャリアのiPhoneに乗り換える場合、i Messageの登録を解除する
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「転送またはデバイスをリセット」を選択
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択
- 信頼できるデバイスリストからiPhoneを削除
5.iPhoneを初期化する
iPhoneを高く売るためには、iPhoneを初期化しましょう。初期化の手順は次のとおりです。
▼ iPhoneを初期化する方法
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「iPhoneをリセット」を開く
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択
- 再起動後「Hello」という文字が表示されるとOKです
6.箱・付属品を揃える
iPhoneは、次の正規付属品が揃っていると、査定が高くなることがあります。
- 外箱
- 取扱説明書
- 保証書
- 電源ケーブル
- アダプタ
- イヤホンなど
購入時の箱や付属品が手元に残っている場合は、揃えて査定に出しましょう。
方法④ 端末代の支払いを終えておく
iPhoneを高く売るには、端末代の支払いを終えておきましょう。
iPhone端末の購入は24回払い(2年間)などの分割払いで購入することが多いですが、実は分割の途中(端末代金を払い終えていない)だと端末の所有権は購入者にはありません。
未払いのiPhoneを売る際は買取金額が通常より大幅に安くなることがあるため、買い替えを検討する際は端末代の支払いが終わっているかを確認しましょう。
iPhoneを高く売る5つのコツ
前章では、査定時に減額対象となりがちなポイントをゼロに近づけるための方法をご紹介しました。
ここからは、さらにiPhoneをより高く売るコツを解説します。
コツ①Appleやショップで無料修理する
iPhoneを高く売るコツの1つ目は「Appleやショップで無料修理してから売る」です。
iPhoneは新品の状態に近ければ近いほど、高く買い取ってもらえる可能性があります。
購入時に補償を付けた方やショップの保険に入っている方は、保険範囲内であれば無料で修理をしてもらえるため(画面割れなど査定に響きそうな部分に無料修理が適用できそうであれば)査定前に修理をお願いしましょう。
コツ② 買取価格の最高値を把握しておく
買い叩かれるのを防ぐ方法としては、キャリアの下取り価格と査定額を比べる方法が有効ですが、さらに高く売るコツとしては「相場の最高金額を把握しておく方法」がおすすめです。
iPhoneの買取相場は常に変化しています。同じモデルであってもキャリア・カラー・状態などによって価格は大きく異なり、需要によっては変化が大きくなります。
無料で査定をしてくれる買取サイトや業者は多いため、Webから申し込み、相場や最高額を把握しておきましょう。
コツ③ 売る時期を見極める
iPhoneの買取価格の相場は、需要次第で変動します。基本的にiPhoneは発売直後が一番高額になり、時間が経つにつれて価格が下がります。
さらに新しいモデルが出るたびに買取価格も下がる傾向があります。
そのため、最終的に機種変更して売る予定がある方は、端末が新しくてキレイなうちに次々に新しいモデルに乗り換える方法がおすすめです。
iPhoneを高く売るおすすめの時期は、具体的には次の通りです。
- 発売直後
- 新しいモデルが出るまで
- 下取りキャンペーン時期
キャリアやApple Storeでは下取りが行われており、極端な場合を除いて故障のあるiPhoneでも一定額以上で買取してもらえます。
キャンペーン中だと通常よりも高く売れることもあるため、下取りを狙う場合は情報を見逃さないようにしましょう。
コツ④ ロックを解除し、フリーとして売る
SIMフリー(ドコモやauなどのキャリアの縛りがない端末)のiPhoneは、高く売ることができます。
反対にキャリアの縛りがある状態では(他のキャリアでは使えないため)査定額は上がりにくくなります。
キャリアで契約したiPhoneでも端末代を払い終えているデバイスであれば、SIMロックの解除ができる可能性が高いです。
元々SIMフリーとして購入した端末はもちろん、キャリアのSIMロックを解除して「SIMフリーのiPhone」として売る方法も、中古iPhoneを高く売るためのコツです。
コツ⑤ 優良な業者を比較する
一般的にiPhoneの買取を行っている業者は、店頭・ネット・訪問の3種です。
それぞれにメリットとデメリットがあるため「◯◯の買取方法が一番良い」と断言することはむずかしいです。
そのため、各ショップのレビューなどを確認し、複数の業者から見積もりを出してもらい、実際に価格を比べてみる方法が確実です。
iPhoneを売るときのよくある質問
最後に、iPhoneを売るときの「よくある質問」にお答えします。
「箱や充電器などの付属品がありません。iPhone本体のみでも買取してもらえますか?」
答え:はい。iPhone本体のみの買取も可能です。
「iPhoneのSIMロック解除の方法がわかりません。店頭で教えていただけますか?」
答え:SIMロック解除については各キャリアに問い合わせるか、ロック解除の方法を教えてくれる買取業者もあるため、事前に問い合わせてみましょう。
「画面割れやジャンク品でも買取してもらえますか?」
答え:画面割れやジャンク品のiPhoneでも買取可能です。各キャリアの下取りや、中古スマホ買取店にて「ジャンク品扱い」として買取してくれることがあります。
「端末代金の支払いが終わっていなくても、買取をしてもらえますか?」
答え:端末代金の支払いが終わっていないiPhoneの買取については、買取業者によって異なります。電話にて問い合わせてみましょう。
「iPhoneの買い取りの際の身分証明書は、どのようなものがありますか?」
答え:発行より3ヶ月以内+現住所の記載がある住民票(原本・マイナンバーの記載がないもの)、戸籍謄本(原本)、印鑑証明書(原本)のいずれか1枚が必要です。
「iPhoneの郵送買取を検討しています。流れを教えてください。」
答え:スマホ買取業者によって方法は異なりますが、一般的な流れは次のとおりです。
- Webから申し込む
- iPhoneと必要書類を入れて発送
- 査定結果のお知らせが来る
- 査定価格に同意した場合は口座に入金される
なお、くわしくは男前ケータイの「宅配買取の流れ」をご覧ください。
まとめ:iPhoneを高く売る方法を実践して定評ある店舗で買取してもらおう
今回は、iPhoneを高く売る方法をご紹介しました。内容を再掲すると、下記のとおりです。
▼ iPhoneを高く売る方法
- 買取価格の幅や最安値を把握する
- iPhoneを掃除してキレイな状態にする
- できる限り「買った時の状態」に近づける
- 端末代の支払いを終えておく
▼ iPhoneを高く売るコツ
- Appleやショップで無料修理する
- 買取価格の最高値を把握しておく
- 売る時期を見極める
- ロックを解除し、SIMフリーとして売る
- 優良な業者を比較する
iPhoneは、ひと手間かけるだけで買取価格が変わってくるものです。本記事でご紹介したiPhoneを高く売る方法を実践し、定評がある店舗で買取してもらいましょう。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。