2023.06.18.公開 (2023.07.31.更新)
フリマアプリでスマホを購入するときの注意点|避けるべき出品者の特徴も解説
「フリマアプリを使ってスマホを購入したい」「購入の際の注意点を知りたい」というご要望におこたえします。
関連:「スマホの型落ちとは?|どこで買うか&おすすめの機種をご紹介します」
フリマアプリで中古スマホを購入する際の注意点
フリマアプリで中古スマホを購入する際の注意点は、次のとおりです。
- IMEI(製造番号)を確認する
- 本当に「SIMフリー化」できているか確認する
- 販売価格が相場に近いか確認する
- 正常に動作するか確認する
- iCloudからログアウトされているか確認する(iPhoneの場合)
- Googleアカウントからログアウトされているか確認する(Androidの場合)
- 喫煙者やペットありの出品者ではないか確認する
- SIMカードが入っていないか確認する(eSIM含む)
それぞれ解説します。
① IMEI(製造番号)を確認する
1つ目の注意点は「IMEI(スマホの製造番号のこと)を確認する」です。
IMEIは「フリマアプリで出品されている中古スマホに『ネットワーク利用制限(キャリアから通信に制限が掛けられてしまい、一切の通信ができなくなる状態)』が掛けられていないか」を確認する際に使います。
ネットワーク利用制限の有無は、各キャリアの公式サイトにIMEIを入力することで確認できます。
上記公式サイトにIMEIを入力し、ネットワーク利用制限が「⚪︎」になっている中古スマホは問題ありませんが、「×」が表示された端末は4G・5Gなどの通信ができません。
(「△」と表示された端末も、いずれ「×」へと変わる可能性が高いため注意が必要です。)
フリマアプリを使って中古スマホを購入する際は、IMEIを必ず確認し、出品者がIMEIを記載していない場合は必ずコメントで聞くようにしましょう。
② 本当に「SIMフリー化」できているか確認する
2つ目の注意点は「本当に『SIMフリー化(どのキャリアのSIMでも使えるようにする手続き)』できているか確認する」です。
フリマアプリで出品されている中古スマホの中には、タイトルや検索タグに「SIMフリー」と記載されているのに、正しくSIMフリー化できていない商品が販売されているケースがあります。
「SIMフリー化」するためにはキャリアの店頭またはオンラインで手続きをする必要があり、(IMEIのように)Webサイトなどでチェックすることはできません。
そのため、出品者からSIMフリー手続きをした際の画面のスクリーンショットを見せてもらうか、ドコモやauなど異なるキャリアのSIMを入れて動作確認している画像を提示してもらいましょう。
③ 販売価格が相場に近いか確認する
3つ目の注意点は「販売価格が相場に近いか確認する」です。
フリマアプリで中古スマホを購入する最大のメリットといえば「正規のショップより安く購入できる可能性があること」ですが、相場価格よりも安すぎる/高すぎる中古スマホは購入しないようにしましょう。(思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。)
なお、中古スマホのおおよその相場は、メルカリ・ヤフオク・中古スマホ専門店(例:男前ケータイ)などを調べると分かります。
④ 正常に動作するか確認する
4つ目の注意点は「正常に動作するか確認する」です。
通常、フリマアプリで中古スマホを販売する際はさまざまな角度から写真を撮影し、商品説明を記載したりコメントに返信するなど多くの作業が必要になります。
しかし、なかには商品の写真が1枚ほどしかUPされていなかったり、端末の画面が真っ黒(シャットダウンされている状態)な写真しかUPしていない出品者もいます。
そういった中古スマホは購入を避けるか、事前にコメント欄から「正常に動作しますか?」などの質問をしてみましょう。
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⑤ iCloudからログアウトされているか確認する(iPhoneの場合)
フリマアプリからiPhoneを購入する場合は「iCloud」からログアウトされたスマホかを確認しましょう。
iPhoneは「Apple ID」を使ってiCloudにログインして使用する必要がありますが、出品者がiCloudからログアウトせずに出品してしまったスマホは「アクティベーションロック(第三者に勝手に使われないようにするもの)」が掛かり、使用することができません。
そのため、フリマアプリで中古のiPhoneを購入する場合は「アクティベーションロック解除済み」と記載されているかを必ず確認しましょう。
⑥ Googleアカウントからログアウトされているか確認する(Androidの場合)
フリマアプリでAndroidスマホを購入する場合は「Googleアカウント」からログアウトしているかを確認しましょう。
Androidスマホは「Googleアカウント」でログインして使用する必要がありますが、出品者がGoogleアカウントをログアウトせずに出品しているスマホを購入してしまうと、自分のGoogleアカウントでログインできず、スマホを利用できません。
また、おサイフケータイの利用状況が使用中のままの場合は、おサイフケータイが利用できません。
フリマアプリで中古のAndroidスマホを購入する場合は「Googleアカウントログアウト済み」&「おサイフケータイ初期化済み(利用状況:未使用、メモリ:0等)」の記載があるかを必ず確認しましょう。
⑦ 喫煙者やペットありの出品者ではないか確認する
フリマアプリの出品者のなかには「喫煙者ではありません」「ペットは飼っていません」といった記載をしている方がいます。
記載している理由としては、購入者によってはタバコの臭いやペットの臭い、毛などが苦手な方がおり、購入後のトラブルを避けるためです。
特にタバコの臭いがついたスマホは、アルコール除菌や風通しの良い場所に置いてもなかなか取り除くことはできません。
そのため、スマホを購入する前に出品者のプロフィールを確認し、喫煙やペットの有無について記載がなければ確認してみるのも大切です。
⑧ SIMカードが入っていないか確認する(eSIM含む)
最後にご紹介する注意点は「SIMカードが入っていないか確認する(eSIM含む)」です。
基本的にSIMカードはキャリア(通信会社)が契約者に貸与しているものであり、電話番号を含む個人情報が書き込まれています。
そのため、一般的には契約終了のタイミングで返却または破棄する必要がありますが、フリマアプリに出品されている中古スマホのなかにはSIMカードが挿入されたまま出品されていることがあります。
※ 大手フリマアプリ「メルカリ」でも2022年8月1日(月)よりSIMカード(eSIM含む)の出品禁止を発表しています。
また「eSIM対応の機種(組み込み型のSIMカードのこと。物理的にSIMカードを挿入せずに、ウェブサイトから契約するだけですぐに使えるようになります。)」の出品においては、eSIM情報を削除してから初期化する必要があります。
フリマアプリで中古スマホを購入する際は、商品説明欄に「eSIM 削除済み」といった記載があるかを確認するようにしましょう。
関連:「古いiPhoneを使い続けても大丈夫?リスクや活用法(使い道)も解説」
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【フリマアプリ】避けた方が良い出品者の特徴
フリマアプリで中古スマホを購入する際に、避けた方が良い出品者の特徴は次のとおりです。
- 評価が悪い
- コメントを返さない
- 商品の説明が少ない
- 商品の写真がわかりにくい
- 「返品不可」の記載がある
それぞれ解説します。
① 評価が悪い
1つ目に注意すべき特徴は「評価が悪い」です。
多くのフリマアプリでは、出品者の評価を確認することができます。
全体の評価の数、悪い評価の数、評価コメントなどを確認し、悪い評価が多い場合や「写真とまったく違うものが届きました」などのコメントがある場合は、購入を見送りましょう。
② コメントを返さない
2つ目に注意すべき特徴は「コメントを返さない」です。
多くのフリマアプリでは、コメント欄から出品者へ質問ができるようになっています。
出品者のなかには多忙でコメントへの返信が遅れてしまう方もいますが、「IMEI番号」「SIMフリー化」「iCloudのログアウト手続き(iPhone)」「Googleアカウントのログアウト手続き(Android)」「動作確認」など、重要な質問に対してまったく返信がない場合は(のちにトラブルへと発展する可能性が高いため)購入しないようにしましょう。
③ 商品の説明が少ない
フリマアプリの出品者の中には「202⚪︎年に購入」「状態:キレイ」「キズなし」など、とても限られた情報しか記載せずに出品している方もいます。
このような場合、情報が極端に少ないため「IMEI番号は?」「SIMフリー化されている?」「購入後に正しく使用できるのか?」など事前に質問して確認すべき点が多く、安心して購入できるまでに多くのやり取りが必要になります。
出品にかかる作業や手間は多いものですが、そういったなかでも情報をしっかりと記載している出品者から購入した方がより安心にスピーディーに取引できるでしょう。
④ 商品の写真がわかりにくい
4つ目に注意すべき特徴は「商品の写真がわかりにくい」です。
フリマアプリで出品されている商品のなかには「キズあり」と記載しているにも関わらず、キズの状態がわかりにくい写真を載せている場合があります。
「写真を見る限り、あまり目立つキズではなさそうだ」と思い購入したけれど、実際にはとても目立つキズが入っていたということも多いです。
キズありの中古スマホを購入する場合は「別の角度から撮影した写真をいくつかUPしてもらえませんか?」とお願いしてみましょう。
⑤ 「返品不可」の記載がある
最後に注意すべき出品者の特徴は「『返品不可』の記載がある」です。
商品のタイトルや説明欄に「返品不可」「ノークレーム」「ノーリターン」などの記載をしている場合は、商品に不具合がある場合でも対応してもらえず、トラブルに発展する可能性があります。
悪質な出品者の場合、正しくSIMフリー化できていなかったり動作不良のものを普通に出品しているケースもあるため、このような記載がある商品は購入しないようにしましょう。
※ 大手フリマアプリ「メルカリ」では『返品不可』などの記載は規約違反に該当します。
まとめ:フリマアプリでスマホを購入する際の注意点を確認し、クリアしている端末を購入しよう
今回は、フリマアプリでスマホを購入する際の注意点をご紹介しました。
下記は注意点をチェックリスト化したものです。
▼ 中古スマホを購入する際のチェックリスト
- IMEI(製造番号)を確認する
- 本当に「SIMフリー化」できているか確認する
- 販売価格が相場に近いか確認する
- 正常に動作するか確認する
- iCloudからログアウトされているか確認する(iPhoneの場合)
- Googleアカウントからログアウトされているか確認する(Androidの場合)
- 喫煙者やペットありの出品者ではないか確認する
- SIMカードが入っていないか確認する(eSIM含む)
▼ 避けた方が良い出品者の特徴
- 評価が悪い
- コメントを返さない
- 商品の説明が少ない
- 商品の写真がわかりにくい
- 「返品不可」の記載がある
フリマアプリで出品されている中古スマホは、「中古スマホ販売店」などより安く購入できる可能性があります。
しかし、個人間の取引のため、日々さまざまなトラブルが起きてしまっているのも事実です。
そのため、今回ご紹介した注意点をよく確認し、納得できる中古スマホを選んで購入しましょう。
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フリマアプリから購入する方法には「スマホ販売店より安く購入できる」というメリットがありますが、同時に「トラブルにあう」「思っていたものと違うものが届く」というリスクが高いことも事実です。
そのため、購入にかかる手間が大幅に省略でき、安心して中古スマホ生活をスタートできる当店をぜひご検討ください。
本記事が少しでもヒントになれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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