2022.12.04.公開 (2023.02.28.更新)
【解決】Appleの下取りは得か?|減額対象になる端末なら「アリ」だが…
本家のAppleだからこそ個人情報の流出(悪用)の心配がなく、安心して下取りに出せる方は多いです。
また、SIMカードさえ抜いていれば初期化しなくても買取してもらえる点もうれしいところです。
しかし、そのままAppleの下取りサービスに出すのは大きく損をしてしまう可能性があります。
Appleの下取りサービスを利用する前に、ぜひ本記事を一読し、最善の方法を検討しましょう。
公式下取りシステム「Apple Trade In」
Apple製品を買い替える際は「Apple Trade In」というApple 公式の下取りシステムを利用することで、機器をリサイクルしてもらえます。
対象となる端末はiPhone、iPad、Mac、Apple Watchで、不要になった端末を下取りに出し、新たに購入する端末が割引になるプログラムです。
下取りに出す端末の状態が良好であれば再利用され、状態が良くない場合は内部の資源を回収し、リサイクルされます。
Appleへ下取りに出す方法
Apple Trade Inを利用して下取りに出す方法は、次の2つです。
- 端末をApple Storeに直接持ち込む
- 下取りキットを請求して郵送する(オンライン)
オンラインで下取りに出す場合は手続き完了までに約2〜3週間かかるため、早く新機種を購入したい方はApple Storeに直接持ち込む方法がベターです。
※下取りプログラムでは端末が入っていた箱や充電器などの送付は必須ではありませんが、同梱して送付するとリサイクルしてもらえます。
「Apple・キャリア・買取業者」でiPhoneの下取り価格を比較
まずは、Apple・キャリア・買取業者のiPhoneの下取り(買取)価格を比べてみましょう。(2022年12月4日現在)
なお、キャリアはドコモ、買取業者は男前ケータイを例にして比較しています。
※下取り価格は「状態が良い端末」で算出/買取価格は日によって変動します。
▼ iPhone13(128GB)最大下取り/買取価格
Apple | ドコモ | 男前ケータイ |
65,000円 | 76,000円 | 93,600円 |
▼ iPhone12(128GB)最大下取り/買取価格
Apple | ドコモ | 男前ケータイ |
48,000円 | 57,000円 | 78,600円 |
▼ iPhone11(128GB)の最大下取り(買取)金額
Apple | ドコモ | 男前ケータイ |
36,000円 | 15,900円 | 59,600円 |
▼ iPhone SE2(128GB)の最大下取り(買取)金額
Apple | ドコモ | 男前ケータイ |
16,000円 | 16,000円 | 34,600円 |
状態が悪い(大幅な減額対象となる)端末ならApple下取りも「アリ」
前章でご紹介した「下取り価格の比較」を見て分かるとおり、Appleの下取りサービスを利用するのは損をしてしまう場合があります。
そのため、画面に大きな破損がある・カメラに深い傷があるなど、状態が悪い(大幅な減額対象となる)端末はAppleの下取りサービスを利用し、その他はキャリアや買取業者に買い取ってもらう方法がおすすめです。
また「電源が入らない・ボタンが機能しない・大きな傷がある・背面のガラスに損傷がある」のいずれかに該当する端末は、減額対象とはならず、リサイクル対象として無料で引き取ってもらえます。(買取価格はつきません。)
大幅に減額対象となるスマホはリサイクルへ
損傷が大きく、大幅に減額対象となるスマホは、本体内部の資源をリサイクルすることができます。
使い道がなく自宅に眠ったままのiPhoneは、スマホのリサイクル業者に問い合わせてみましょう。
自宅に眠っているiPhoneをリサイクルすることで、貧困で困っている世界の人々を救うきっかけになります。
>>【SDGs】目標4「質の高い教育をみんなに|身近な取り組みから」を読む
まとめ:Appleの下取りはもったいない!業者買取もしくはリサイクルへ
今回は、Appleの下取りサービスについてご紹介しました。
「iPhoneの下取り価格の比較」の内容のとおり、基本的にはキャリアや業者に買い取ってもらう方がお得になるといえます。
下取りにかかる手続きや作業内容に大差はないため、大幅な減額対象となるデバイス以外は高く買取してもらえるサービスを利用しましょう。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。